60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

散歩(鎌倉古道)

2017年03月03日 08時19分15秒 | 散歩(6)

 小田急線の向ヶ丘遊園に住んでいる友人が、「のんびりと歩きたい」と所望する。そこで以前歩いたことのある昔ながらの里山の風景が残っている町田市北部の小野路地域を歩くことにした。

 多摩センター駅で待ち合わせ、バスで恵泉女学園大学入り口で下車、20分ほど歩いて妙櫻寺の脇から鎌倉古道(推定)に入る。鎌倉古道は鎌倉街道ではなく、鎌倉時代に、幕府の御家人たちが、「いざ鎌倉!」的な有事の際に通った路である。鎌倉古道と思われる道に入ると、そこからは道幅が狭くなり雑木林や畑が続き、都内とは思えない牧歌的な風景が広がる。
 
 このあたりは風雨で浸食されできた緩やかな谷のような地形(多摩丘陵)で、昭和53年歴史環境保全地区に指定された。それから地元の人の尽力により田畑や町並みが保全され、今でもコンビにも無ければ自動販売機も無い。そんな小野路地区は江戸時代は東海道と甲州街道を結ぶ脇往復としてにぎわう宿場であった。風も無く穏かな日和、ただただのんびりと歩いて行く。「800年前の人と同じ道を歩いている」、そう思うと昔にタイムスリップしたような不思議で懐かしい気持ちにさせてくれる。
 
 そういうことで今回は周りの情報(写真)は入れず、歩いた道を中心に編集してみた。
 
   
 
                 鎌倉古道入り口付近
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
                   道の左にしだれ梅 
 
   
 
   
 
   
 
      
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
   
 
                   関屋の切り通し
 
   
 
   
 
                4年前に水彩色鉛筆で描いた絵
 
   
 
         比道は布田道にて、幕末に近藤勇らが通いし道に御座候
          是より関屋を経て二町程にて小野路宿に着き申し候
 
   

   

                   今回描いたもの
 
   
 
             
 
   
   
                     万松寺
 
   
 
   
 
                 境内は砂紋が描かれている
 
   
 
                     アオキ
 
   
 
        

   
 
          
 
          
 
          
 
   
 
   
 
                  小野路城跡付近
 
   
 
   
 
   

   

                   今回描いたもの
 
   
 
   
 
   
 
   
 
               中宿からバスで再び多摩センターへ