1月22日(木)
今朝から土方殺しの雨が降り、遺跡発掘作業は中止になった。この余った時間を有効に活かそうと映画館へ行った。幾つもの上映作品の中で今回観たのは「神様はバリにいる。」という映画、芸達者な尾野真千子さんと堤真一さんが主演なので、これは面白かろうと予感した。同じ思いの人が多いとみえて平日の昼間にもかかわらず館内はかなり賑わいよう、さてストーリーは次のとおりです。
尾野真千子演ずる主人公の女性「祥子」は、経営する会社が倒産して多額の借金を背負う身となり死地を求めてインドネシアのバリ島へ来る。崖の上から身を投げようとする寸前、玉木宏演ずる「リュウ」という青年に助けられる。
リュウは彼女を「アニキ」と呼ばれる成金男の所へ連れて行った。堤真一演ずるこの成金は一見ヤクザ風で下品な男、当初彼女はこの男に嫌悪の情を持つ。
ところがこのアニキと呼ばれる男、意外にもバリ島の人々に慕われるとてもイイ人だったのだ。彼女はだんだん男の人柄の良さが判ってくる。・・・という具合に物語りは続きます。
カテゴリーで言えば、これはコメディタッチの映画です。ストーリーはありふれているが主演の祥子とアニキの個性が大いに笑わせてくれる。アニキの人柄が良すぎてチョイ鼻につくけれど、明るく楽しい映画でした。この二人がコンビを組んで出演する映画なら、きっと面白いからを又いつか観てみたい。