Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

この作業、社会の為に貢献してるのだろうか?

2015年01月13日 | 日記

 1月13日(火)

 今働いている遺跡発掘現場の進捗状況がどうなっているのか末端労働者である私には窺い知れぬが、作業予定期間の三分の一を過ぎた。現在東京ドーム数個分?の広大な現場では、200名近い人々が作業に従事している。概ね中高年が主体だが認知症を疑われるような高齢者から高校生と見紛う若者まで、幅広い年齢層の老若男女が働いている。

 典型的な3K現場なのに意外にも外国人が1人もいない。遺跡発掘という文化的事業だから雇用側が意識して日本人のみを採用しているのか、それともあまりの低賃金に利に聡い外国人が避けているのか、その理由は判別し難い。

 作業内容のやり方は、現場のリーダーである調査員の人が、個々あるいはグループの作業員に其々指示を出す。例えば「Fさん貴方は、この区域を赤土が出るまで穴を掘ってください。」という具合だ。

 遺跡発掘だから時折遺物が現出するが、殆どが土器の欠片等で貴重な遺物が出るなんて滅多に無い。私も今まで土器の欠片を数回見つけた程度だ。だから作業をしつつも、「こんな事が社会の為に役立ってるのだろうか。」と疑念の雲が湧き、イマイチ仕事のモチベーションが上がらないのです。

    

コメント
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