9月2日(水)
天候不順で何も出来ぬから暇つぶしに映画館へ行き、「ジェラシック・ワールド」というステーヴン・スピルバーグが総指揮製作をした映画を観た。これはシリーズもので現代に蘇えった恐竜達を描いたものだ。鬱陶しい気分の時はこんな日常からぶっ飛んだ映画の方が気分転換になる。ストーリーは次のとおり
遺伝子操作で蘇えらせた多くの恐竜を見世物に、巨大なテーマパークをある島に造った。毎日何万もの人々が見物に押し寄せ、その島は有名な人気スポットになった。
しかしその中で、異常に知能が高く凶暴凶悪な恐竜が誕生し、テーマパークの檻を脱走して次々と見境なしに襲い、見物に訪れた人々を恐怖に陥れる。筋書きは怪獣映画によくあるパターンで安直だけど、遺伝子操作の危険性を、スピルバーグはこの映画で問題提議しているような気がしないでもない。
でもこの映画の見せ場はリアルでスリリングな迫力ある映像に尽きる。恐竜が次々襲うシーンは臨場感たっぷりで、思わず手に汗握る。チョット現実離れし過ぎてる感もあるけれど、大暴れする恐竜達の迫力とスリルを楽しんで、日頃の憂さを忘れるにはちょうどよい映画なのかも知れない。