Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

会津磐梯山登山(詳細)

2016年09月19日 | 山歩き

9月16日(金)     天気=曇り

 

08:36八方台駐車場→ 09:03中ノ湯温泉跡地→ 10:15~33弘法清水→ 10:59~11:27磐梯山→ 11:50弘法清水→ 12:00お花畑→ 12:44中ノ湯温泉跡地→ 13:01八方台駐車場

 

 何かの弾みで妻が「まだ磐梯山に登った事が無い。」と呟いた。そう言えば最近東北へ足を向けていない事だし、それもいいかもと急きょ磐梯山へ行く事にした。深夜割引が効く早朝4時前に我家を出発、圏央道~東北道と繋いでAM8時過ぎに登山口の八方台駐車場に着いた。平日とはいえ10台程の車が停まっている。

 八方台登山口

 準備を終えて出発する。最初は四駆が走れそうな幅広で緩やかな道が続く。30分程で中ノ湯温泉跡地に着く。朽ち果てた建物が数棟あり、うら淋しい風景だ。地中からブクブクと僅かな源泉が滲み出ていた。

 中ノ湯温泉跡地への道

 中ノ湯温泉跡地

 ここから本格的な登山道となる。樹林帯の緩やかな道で歩き易い。明治22年に大噴火した爆裂火口の縁を登って行く感じで、時折裏磐梯の展望を得る事ができる。鎖場(危険性なし)を通過し、しばらく登ると道が左右に分岐する。標識には(左はお花畑、右は300mで弘法清水)と書かれており、我々は右の道を進む。

 鎖場(下山時)

 お花畑分岐

 緩やかな道をしばらく歩き、弘法清水に着いた。細いパイプから細々と清水が流れており、冷たくて甘露だった。ここには山小屋が2軒ある。手前が岡部小屋、我々は「いらっしゃい。」というオバサンの優しい笑顔に誘われて、奥の弘法清水小屋で休憩する。

 弘法清水

 手前が岡部小屋で奥に弘法清水小屋

 タダで休憩するのも悪いので、妻はお汁粉、私はノンアルコールビールを注文する。インスタントのお汁粉だったので妻は少しガッカリだった。オバサンの話ではこの小屋が出来たのは昭和30年頃だそうで、40年前私はここへ立寄った記憶がウッスラとある。

 弘法清水からは尾根の急登で、25分程登ってゴロゴロと岩が積み重なった磐梯山(1819m)へ着いた。生憎と雲が多くて山頂からの展望は殆ど無い。それでも雲の合間から猪苗代湖の白い湖面がチラッと望まれた。会津の名峰は人気が高く平日でも人の姿が絶えず次々と登って来る。我々は30分程滞在し山頂を後にする。

 磐梯山山頂

 磐梯山山頂(右手人の居る場所が三角点)

 山頂から猪苗代湖方面

 下山は弘法清水からお花畑経由で降る。お花畑は爆裂火口の最上部にあり、足下は断崖絶壁晴れていれば裏磐梯の眺めが素晴らしい所だ。残念ながら花は殆ど咲いておらず岳樺が紅く色づき始めていた。

 お花畑から山頂部

 お花畑から爆裂火口壁

 お花畑から僅かな距離で登山道の分岐点へ着き、そこから登って来た道を休憩もせずサクサクと降り、RM1時過ぎ登山口の八方台駐車場に戻って来た。40年ぶりの磐梯山は大して眺望も無かったが、妻にとっては初めての山で程良い疲れが心地よかった。この後裏磐梯高原へ観光で向かったのだけれど、それは後日のブログにしたいと思います。

 

コメント
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