3月7日(火)
3月5日(日)飯能市市民会館で開催された「尾崎亜美&岡本真夜ビューティフル・ソング・コンサート」の観覧に出掛けた。去年の秋ここで開催された太田裕美・伊勢正三等のコンサートへ行った時、このコンサートの予告ポスターを見て「二人合わせて¥5千円は安い。」とすぐにチケットぴあで予約した。
尾崎亜美さんは「オリビアを聴きながら」「春の予感」、岡本真夜さんは「Tomorrow」「Forever」の代表曲で一世を風靡した共にシンガーソングライターだ。彼女達がトップシンガーとして活躍したのはついこの前の話と思っていたが、尾崎亜美さんがもう60歳間近、岡本真夜さんは43歳とあれから随分歳月が過ぎていたのだ。
コンサートはメインの二人と亜美さんのご主人小原礼さんのギターだけという小じんまりしたものであったが、アットホームな雰囲気でとても好感のもてるものだった。演歌歌手が落ちぶれると「どさ回り」といった雰囲気になるが、シンガーソングライターでもある彼女達は一時の人気など関係なく、自分達のペースで音楽ライフを楽しんでいるという感じに見受けられた。
コンサートが終わり心地好い余韻に浸り会場を後にしたが、何せこの会場は田舎町のすこぶる交通アクセスの悪い地に在る為、観客は殆ど車で来場する。だもんで駐車場は大渋滞、強引な運転をして危うく車をぶつけそうになった。イカンイカン齢を取ると注意力は散漫オマケに短気になる。もう少しで余韻が吹っ飛ぶところだった。慌てて帰っても急ぐ用事がある訳じゃ無し、悠々自適の身なんだからノンビリノンビリと深く自分に言い聞かせた。
開演前の列に並ぶ人々
開演前のコンサート会場