Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

信州、守屋山登山(詳細)

2017年03月16日 | 山歩き

3月14日(火)   天気=曇り

 

08:54杖突峠登山口→ 09:13林道出合→ 09:30~46分杭平→ 10:19~26守屋山東峰→ 10:45~11:22守屋山西峰→ 11:39~41守屋山東峰→ 12:04~09分杭平→ 12:23林道出合→ 12:35杖突峠登山口

 

 諏訪湖の西に聳える守屋山は遠い昔に登った記憶があった。古いアルバムを捲ってみると山頂での写真が1枚だけ残されていた。それは昭和55年4月7日のもので多分夜行列車とバスを乗り継いで登ったと思うが登った事実以外全く記憶が無い。

 40年前の私、多分守屋山東峰山頂だろう。

 その守屋山へ今度は妻と登る事にした。高速道路が発達した現在、朝5時半に我家を出発しても3時間程で登山口の杖突峠に到着できる。登山口付近には太陽発電パネル設置された敷地と木材搬出現場事務所があり、その間の林道を登って行く。100mも行くと守屋山への登山道が左に分岐していた。樹林帯の緩やかな登山道を20分程登ると交差する林道に出た。直進する道は伐採作業の為通行止めになっており、標識の指示通り左折して林道沿いに進む。その林道を15分程で分杭平に着いた。

 杖突峠の太陽発電パネル施設脇の駐車スペース

 登山道入口

 夏はキャンプ地にでもなるのだろうか分杭平にはせせらぎが流れ、幾つかの建物や簡易トイレ・ベンチなどが点在していた。ここから本格的な登山道が始まり雪もしっかりついているのでチェーンアイゼンを装着する。

 分杭平のキャンプ地

  「守屋山登山道」と書かれた木製のゲートを潜り、雪道に残されたトレイル沿いに登って行く。初めて使うモンベル製アイゼンの効きも良く軽い雪山気分で快調に登って行く。最初は緩やかだったが、東峰が近づくにつれ傾斜が増してくる。最も急な個所には「ガンバレここは胸突坂」と書かれた看板があった。

 分杭平の木星ゲート

 東峰直下の登山道

 分杭平から40分程で着いた守屋山東峰(1631m)は眺めの良い山頂だった。守屋山は本州中央部にあって日本百名山のうち33座が見えるという眺めの良さで有名だが、高曇りの今日は遠くの山々は殆ど見えず山麓の市街地がチラリと見えるだけであった。山頂の一隅には小さな祠があり、ここが守屋神社の奥社と記されていた。祠は賽銭泥棒避けの鉄枠で覆われており一寸無粋だ。

 守屋山東峰山頂

 東峰から西峰方面

 東峰から西峰が望め、遠く見えるがコースタイムでは20分程だ。歩き易い緩やかな尾根を伝ってコースタイムどおりの時間で守屋山西峰(1650m)に着いた。西峰は広々とした草地の山頂で居心地が良い。相変わらず雲が多く、眼下に霞んで諏訪湖が見えただけだった。

 東峰から西峰へ向かう尾根道

 守屋山西峰山頂

 同 上

 山頂直下に手造り風の小さな避難小屋が建っており、軒下に人懐っこい柴犬君が居て愛想を振りまいていた。40分程滞在し、柴犬君に別れの挨拶をして山頂を後に往路を降る。

 西峰直下の避難小屋

 

 チェーンアイゼンは爪が小さく雪面への食い込みが頼りないので降りの方がスリップしそうで怖い。天気は回復傾向のようで東峰から分杭平に降る頃には青空も見え始めた。

 分杭平まで降るとアイゼンを外す。雪解けが進んでせせらぎの流れが心地よいハーモニーを奏でている。分杭平からの降りはアッケなく30分足らずで杖突峠の登山口に戻って来た。

 分杭平のせせらぎ

 林道出合から杖突峠への下山道

 杖突峠登山口に戻ってきた。

 今日は生憎の曇り空で期待した展望は無かったが、風も無く穏やかな半日で、軽い雪山ハイキングを充分に堪能できた。お昼過ぎに登山を終えたので午後は諏訪市博物館や諏訪湖巡りなどして観光を楽しんだ。今宵は予約した「かんぽの宿諏訪」で温泉を楽しみます。実は今回の旅、登山は刺身のツマで温泉の方がメインです。

コメント
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