3月28日(火)
昨日までの荒天が嘘のように今朝は暖かな陽射しが戻ってきた。そんな陽気に誘われて「花見にでも行ってみようか。」という気分になり、ウォーキングを兼ねて出掛ける事にした。
街中を妻と二人でテクテク歩いていると、前方から何処かで見たようなオジサンが自転車を漕いでやってきた。それは家庭菜園の農作業から帰る山仲間のSさんであった。「何処まで行くの?」と聞かれたので、「お花見に」と応えると「暇な夫婦だなあ」という顔をされた。
目指したお花見場所は我家から6キロ程のところに在る坂戸市の越辺川沿いに咲く「北浅羽の安行寒桜」、近隣では名の知れたお花見名所だ。しかし早咲きの寒桜のせいか肝心の花が既に散り始めて葉桜と変貌しつつあり、これじゃ花を愛でるどころか看板役者の居ない大根芝居を見せられたような気分でガッカリした。
駄目な芝居なら金を返せと言いたいところだが、金は払っていないので悄然とした気分で立ち去るのみ、そんな我々に追い打ちを掛けるように雨までパラついてきた。お花見は駄目だったけれど、往復12キロ余のウォーキングが出来たから程良いエクササイズにはなった。今日はまあそれで良しとしましょう。
こんな感じで咲いてるはずが
現実はこんな感じ