3月13日(月)
昨夜の丑三つ時だろうか、フト目覚めると右下腹部がズキズキと痛みを発している。しばらく我慢していても痛みは増すばかり、だんだん痛みに耐え兼ねて、寝てても起きても痛みが治まらぬ。こんな事は初めてだ。
一体この原因はWHAT?痛みの部位から考えて胃では無い盲腸炎か?それとも昨日変な物でも喰ったか?だったら隣で寝ている妻も具合が悪くなっているはずだ。金一族の血脈でも無いから毒を盛られたという事も無かろう。
あまりの痛さに妻を起して救急車でも呼んでもらおうかとまで切羽詰ってきた。でも今までの人生で救急車など呼んだ記憶が無い。我家の近くでサイレンが鳴り響き、担架で運ばれる我が身を想像しただけ気が引ける。
幸いと言うか熟睡中の妻はまだ気付いていない。目覚めて大騒ぎされても、それはそれで困る部分もある。もっとひどい痛みにならないか、それとも重大疾患の前触れかと不安な思いで痛みに耐える事2~3時間、ようやく痛みが引き始めた感覚があった。
それと前後して睡魔が私の意識を奪い去り次に目覚めたのは日の出前の未明の頃で、あれ程の痛みは何処かへと消え去っていた。あの激痛は一体何だったのか。治っても原因が判らないから不安な気持ちが収まらない。後日重い病に罹った時に、あの時の痛みが病気の予兆だったのかとならない事は祈るばかりだ。それにしても絶え間ない痛みというのは本当に辛いもので絶望的な気分になる。ガン闘病中の小林摩央さんのブログを時々読ませてもらうが、彼女の強い意志と信念には心から敬服し又完治を願ってやまない。