11月23日(金)
先日テレビを観ていたら、広大な雪山の斜面から雪崩れが発生する映像を流していた。日本離れした景色だったので何処か遠い外国の高峰かと思ったら、北アルプスの立山で起きた出来事だった。
そう言えば今月初旬に私が北アルプスの燕岳を登った時は高い所でも薄雪を被った程度だったのに、燕岳の山小屋「燕山荘」が発信するブログを見ていたら11月21日の時点で稜線はもう本格的な冬山の装いだ。山の季節の移ろいは驚くほどに早い。
こんな雪山になってしまうと、とてもじゃないが私みたいな山好きのオッチャン程度の実力じゃ登頂はおろか登る事さへ困難だ。ご同輩の皆様方も「雪山が俺を呼んでるぜ。」何て気分で調子に乗って、無謀な登山など決していたしませぬように。
冬の間は高尾山辺りの低山歩きでお茶を濁して、来年の登山シーズン到来まで心静かに待ちましょう。
11月7日の燕岳、合戦沢ノ頭付近
11月21日の合戦沢ノ頭付近