Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

奥武蔵、仙元山&嵐山桜堤ハイキング

2019年04月08日 | 山歩き

4月6日(土)       天気=晴れ

08:53小川町駅→ 09:24仙元山登山口→ 09:54~10:03仙元山→ 10:25青山城址→ 11:35~38物見山→ 11:47庚申塚→ 12:14小倉城址分岐→ 12:17~22林道出合→ 12:54~14:45嵐山桜堤→ 15:12武蔵嵐山駅

 

 去年も訪れた武蔵嵐山町のお花見名所、都幾川桜堤に今年も出掛けようと思ったが、お花見だけじゃ物足らないので、近隣の低山ハイキングとコラボする事にした。

 朝食を喰って家を出たので山歩きにしては遅い出発となったが、今日登る小川町の仙元山~物見山は標高300mに満たぬ里山なので心配するほどの事は無い。

 小川町駅をスタート

 東武東上線の小川町駅から朝9時前に歩き始める。町役場前を通り細い路地道を抜けて槻川に架かる橋を渡る。橋を過ぎると直ぐに交差点となり、交差点脇から左に曲って細い道に入る。

 槻川に架かる馬橋を渡る。

 細い道を2百m程進むとJR八高線の踏切で、踏切を渡ってすぐに右へ曲がる小道の奥に仙元山の登山口があった。判り難そうな経路だが、交差点の所から道標があるので、それに従えば迷う事は無いと思う。

  JR八高線の踏切を渡る。

 桜の木が立つ仙元山の登山口

 満開の桜の木が立つ登山口から登山道となり、緩やかな道を登って行く。低山なれど、人里離れて自然の中を歩くのは気分がリフレッシュする。やがて見晴の丘公園からの道と合流し、そこから僅かな距離に仙元山(299m)の山頂があった。

 登山口から最初は沢沿いの道

 登山道沿いに小さな石地蔵が安置されていた。

 山頂直下の登山道

 仙元山山頂

 山頂は北側に一部展望があり、大気が澄んでいれば浅間山も見えるそうだが、春霞の今日は眼下に小川町の街並みが望めるだけだった。休憩を終えて山頂から南へ樹林帯の緩やかな登山道を進む。

 山頂から小川町の街並み

 仙元山の一つ南ノピークは地図では城山となっているが、正確には青山城址で砦のような出城であったらしく山頂には大きな説明看板が立っていた。青山城址から物見山にかけては小さなアップダウンを繰り返し樹林帯の中を進んで行く。途中2カ所程、「この下のツツジが見頃です。」と書いた看板があり、それぞれ降ってみたけれど、殆ど花は咲いておらず時期尚早のようであった。

 青山城址の山頂

 地図には載って無いが、大日山のピーク

 仙元山から約1時間半で着いた物見山(286m)は木立に物見山と書いたプラスチックケースが1枚あるだけの何ともインスタ映えしない殺風景な山頂だった。

 インスタ映えしない物見山山頂

 物見山の降りはズルズル滑りそうな急坂が2箇所程あり、今日のコースで唯一気を使う箇所だった。急坂を過ぎると再び樹林帯の快適な道で進んで行くと、庚申塚の大きな石碑が建っていた。

 物見山から滑りそうな急坂を降る。

 庚申塚の石碑

 庚申塚から少し降ると登山道が交差しており、直進すれば小倉城址で都幾川の桜堤がゴールの我々は右に曲って降って行く。右へ曲って僅かな下りで舗装された林道に合流し、そこを左折して林道を10分足らず降ると嵐山渓谷傍の車道に出た。

 小倉城址分岐

 林道出合(右に曲がると小倉城址への道)

 嵐山渓谷傍の車道に出る。

 多くの車が行き交う単調な車道を20分程歩くと、目的地の都幾川桜堤の西端に着いた。桜堤は嵐山町の都幾川沿いに2キロ程続く桜並木で、満開の今は桜色の帯が延々と続き壮観な眺めだ。

 車道を緩やかに登って行く。

 都幾川桜堤に到着

 週末とあって川沿いは多くの行楽客で賑わっていた、堤上の一角にロープが張られ、メディアやアマチュアカメラマンが大勢陣取ってカメラを構えている。その一人に「何ですか?」と訊ねると、「流鏑馬をやるんです。」と教えてくれた。

 行楽客で賑わう桜堤

 これは良いブログネタになりそうと我々も見物する事にした。しかし中々流鏑馬が始まらない。花見見物に来て行動食のパンだけじゃ味気ないので、待ち時間の間に私は露店が立ち並ぶイベント会場までビールとツマミを買いに行く。

 イベント会場で立並ぶ露店

 子供達による和太鼓の演奏

 露店で缶ビールを調達して戻ると、シートを広げて焼きそばをツマミに缶ビールを飲む。「やっぱり正当なお花見はこうで無くっちゃ」と寛いでいると、待ちわびた流鏑馬が始まった。

 流鏑馬の行事が始まる。

 同上

 同上

 此処で行われる流鏑馬は、6頭程の人馬がロープで仕切られたコースを何度も往復して行われる。古式ゆかしい装束を身に着けた乗り手が疾走する馬上から矢を放つ流鏑馬は、中々勇壮且つ風雅な趣きがあり、充分に見応えのある伝統行事だった。

 馬上から矢を放つ女性(中々的には当たらない)

 見事、矢が的に命中

 約2時間程お花見を楽しんだ後、桜堤を後にした。今夕には此処で盛大な花火大会が催されるとかで、それを目当ての行楽客が続々と押しかけている。武蔵嵐山駅までは、さほど遠くは無かったが、ビールを飲んだせいかやけに脚が重かった。

 お花見会場を後にする。

 都幾川に架かる二瀬橋から大平山(右の山)や物見山(中央奥の山)方面

 駅に着いて、桜堤の会場と嵐山駅の間を無料のシャトルバスが運行している事を知った。最初からそうと判っていたら、シャトルバスへ乗ったのにと悔やまれた。

コメント
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