5月22日(水)
「人間無くて七癖」何てよく言われるが、私にも奇妙な癖が幾つかある。その中の一つが、「首の骨(それとも関節か?)をポキッと鳴らす事です。これはもう随分若い頃からのもので、つい無意識のうちに首を曲げ「ポキッ」という音がすると、首や肩のしこりが取れたような心地よい気分になるのです。
ネットによれば、首の骨には、頸椎関節という関節が多数あるそうで、その一つ一つには潤滑油の役目を果たす髄液が満たされています。首を動かす事により髄液の中に気泡が発生し、それが弾けた時に、「ポキッ」という音が発生するのだそうです。
先日ネットのヤフーニュースを見ていたら、「首の骨をポキッと鳴らしただけで、半身不随となって入院した男性」という衝撃の記事が載っていた。首をポキッと鳴らす癖、実はとても危険な行為なんだそうです。
どのように危険なのかというと、髄液の気泡が弾ける時の衝撃力は瞬間的に1トンにも達するそうです。首の中には脊髄や神経、血管など身体の中枢を司る大事な器官が通っていますが、その衝撃力が大事な神経や血管等を傷つけ最悪の場合は身体の麻痺へ繋がるという事何です。
このニュースを知ってからチョット恐ろしくなり、それ以降は極力首の骨を鳴らす癖は止めようと気をつけています。でも無意識のうちに、つい「ポキッ」とやってしまうんですネ。その都度ビクッとするんですが、何十年来の癖は中々直るものではありません。