Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

安倍首相が唱える「働き方改革」の裏の声

2019年05月16日 | 日記

 5月16日(木)

 先日テレビを観ていたら、安倍首相が「働き方改革」の実現を力強く宣言しておられました。首相官邸のHPを閲覧すると働き方改革とは、「一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいきます。」と書かれています。

 これを読めば一見明るい未来の実現を謳っているようですが、私には政府の本音というか裏音声が洩れ聞こえてくるような気がします。それはどんな内容か・・・

 「これからの時代、今までみたいな年金を払う財源の余裕なんかほんなこつありゃせんたい。ほやけん動ける者はみ~んな働いてもらわにゃならんばい。

 年寄りも悠悠自適なんかとんでも無か。ヨイヨイになる寸前まで働いてもらわんと国の財政が持ちゃせんたい。働いて、働いて、働き抜いて、遊びたいとか、休みたいとか、そんな事おまえ。いっぺんでも思うてみろ、そん時ゃ、そん時ゃ、テツヤ死ね。それが人間ぞ。それが男ぞ。・・・・」

 ・・・アッスミマセン。途中から武田鉄矢の「母に捧げるバラード」の歌詞になっちゃった。でもこんな感じの内容でありました。安倍首相の出身地である長州弁で再現したつもりですが、イントネーションや語彙に誤りがあったらお許しください。

 こんな世の中になっちゃうと、心配な点が幾つかあります。一つは私みたいに活躍なんか全~然したくない人間の肩身が狭くなるのではという事。、もう一つは、こんな日本に嫌気が差して有能な若者が海外へ逃げ出してしまうのではという危機感。二つ目の心配事が現実になれば、日本の未来にとって深刻な問題です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする