Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

会津、斎藤山

2019年06月29日 | 山歩き

6月26日(水)      天気=晴れ

 

09:50南会津長野林業研修センター→ 10:44~54見晴台→ 11:28電波塔→ 11:33~54斎藤山→ 12:18~26見晴台→ 12:41早生栗の木→ 12:55南会津長野林業研修センター

 

 湯の花温泉の宿「本家亀屋」さんで朝風呂と朝食を済ました後ノンビリ出発したので、斎藤山の登山口がある会津長野駅へ着いたのはAM9時半過ぎになってしまった。

  湯の花温泉の本家亀谷さん

 駅前にも2~3台の駐車スペースはあったけれど、駅から西へ400m程離れた場所に学校跡地を利用した会津長野林業研修センターがあったので、そこの空地へ車を停めた。

 センターには誰も居なかったが、入口付近に斉藤山の登山案合図と登山届のポストがあったから、此処が登山道の出発地点となっているようだ。「斉藤山」という珍しい山名の由来は人名何かじゃ無く、道祖神を祀る所を意味する「サイトーから転じた名前らしい。

 センターに設置された登山案内図と登山届のポスト

 斉藤山への登山道は2コースあり、登りは雷電神社を経由する「雷神様コース」を進む。出だしの車道歩きは陽射しが強くて「熱中症になるかも」と不安だったが、すぐに森の中の道に変ったので暑さも和らいだ。

 雷神様コースの登山道入口

 雷神神社を過ぎた辺りで地図を忘れた事に気付いたが、マアGPSがあるからさほど心配は無い。昨日の川桁山とは違い、斎藤山の実に良く整備されて歩き易い。幅広い緩やかな道を30分位進むと標識があり、そこから急な登りに変ったが、ジグザグに刻まれた道は心地よく歩いて行ける。

 雷電神社付近の登山道

 急坂の登り口

 30分程のジグザグ道を登り切ると突然視界が開き、中間地点の見晴台へ着いた。もう一つの登山道「早生栗コース」も此処で合流している。歩き始めてここまで約1時間足らずの道程だった。

 見晴台

 見晴台はトイレやベンチもある小広場で、展望も素晴らしく北は大戸岳や小野岳、博士山、西は七ヶ岳、荒海山など会津周辺の山々が見渡せ、眼下に阿賀川の流れと会津田島の市街地が望まれた。

 見晴台から西、会津田島の街並み

 見晴台から北、小野岳(中央奥左)、大戸岳(中央奥右)方面

 見晴台から尾根伝いに幅広い林道のような道を500m余進むと標識が有り、そこから山頂へ向かって標高差約300mの急登が始まる。この道もジグザグに刻まれて歩き易いが、暑さと疲れでだんだん脚が重たくなってきた。「山頂まで600m」の標識を過ぎ、しばらくすると電波塔施設に着いた。

 見晴台から幅広い作業道を進む。

 作業道から急登の取付地点

 電波塔施設

 電波塔から僅かな登りでヘリポートがある広場に着き、此処も展望が開けている。ヘリポートから約100m程緩やかな道を進むと斎藤山(1278m)の山頂だった。

 山頂手前のヘリポート

 斎藤山山頂

 山頂は疎林に囲まれさほど展望は良く無かったが、眼下に阿賀川の流域と会津田島の街並みが望めた。山頂に設置された展望図によれば、条件が良いと此処から富士山を望む事も可能らしい。

 山頂から会津田島市街地方面

 オニギリと冷たいお茶をタップリ飲んでお腹を満たし山頂を後にする。見晴台までは往路を降り、此処から早生栗コースを降って行く。途中までは尾根を降って行くが、このコースも良く整備されており歩き易い道だ。

 見晴台の早生栗コース入口

 快適な早生栗コースの降り

 尾根道から樋状の地形に変ると、直に名木「早生栗の木」に着く。巨木と言うより怪異な形状の木だ。此処から緩やかな林道をしばらく降ると、遠くに里の集落が見え、リンゴ園の脇を通過して林業研修センター近くの車道に降立った。

 樋状の道を降る。

 名木「早生栗の木」

 リンゴ園の脇を通過する。

 センターへ着いたのはPM1時前、山頂から約1時間で降って来た。斎藤山を振り仰ぐと、山頂は見えず電波塔が建つ手前のピークが意外な高みに見えた。

 会津長野林業研修センターに到着

 センターから斎藤山を振り返る。

 斉藤山は登山道が良く整備されており、又見晴台や山頂からの展望も良く明るい雰囲気の山で、今日は天気にも恵まれたから気分爽快な山歩きを楽しむ事ができた。

コメント
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