3月11日(水)
コロナウィルスが世界に恐怖を与えているが、個人的に私の場合は膝痛の方が喫緊の問題です。現状は歩く事は可能だが、走ったり飛んだりの強い運動が出来ない状態がズーッと続いている。
以前処方してもらった治療薬も尽きてしまったので、一か月ぶりに都内の病院を再訪した。通勤電車でのコロナウィルス感染が不安であったが、政府の自粛要請のせいか車内は通常に比べると70%程の混み合いで、最寄駅から渋谷までの直行便で座って行く事ができた。
病院へ着くと玄関前にテントが張ってあった。その中で体温計を渡され体温を測って、熱のある人は診察を受ける事ができないようだ。「此処まで来て受診拒否何てそれは無いよ。」と思ったが、幸い平熱だったので病院内へ入る事ができた。
受付で順番待ちの整理番号用紙を受取ると9番目だった。いつもだったら30~40番目くらいのはずなのに、やっぱり訪れる受診者の数も随分少ない。整形外科の受付へ行くと、大して待たずに診察室へ呼ばれた。
前回とは違う若い先生が対応してくれたけれど、何となく頼りなさそうな感じ、症状を丁寧に聞いてくれたが結局この前とは違う痛み止めの薬と湿布薬を処方してくれただけだった。
私としてはブッとい注射でも針でも何でもよいから、ズバッと治療してパパッと治してくれる治療をして欲しいんだけど。・・・二か月分も処方してくれたのは、「当分病院へ来なくていいよ。」という意味合い何だろうか。
10時前に病院から放免されたので、渋谷から地下鉄に乗って神保町のミズノ直営店を訪れ、新しいランニングシューズを購入した。「今走れないのだからウォーキングシューズの方が良いかも」と思わないでもなかったが、「絶対走れるようになるという強い信念を持たなきゃ」と敢てランニング用にした。
いつもより人影の薄い11時頃の神保街界隈
ミズノを出ると気儘に歩いて神保町から後楽園~江戸川橋~護国寺~池袋まで散策した。久々に訪れた後楽園の東京ドーム周辺は、閑古鳥が鳴く静けさ。後楽園から江戸川橋までは見知らぬ脇道を歩いたが文京区界隈は坂道が多く、3年前に訪れたサンフランシスコの街並みにチョット似て無くも無い。
東京ドーム周辺も静か
江戸川橋から護国寺へ向かう首都高の高架下には静かな遊歩道が続き、日蔭の道で心地よく歩く事ができた。護国寺から池袋へ向かう経路の雑司ヶ谷霊園は初めて訪れたが、けっこう広大で池袋の繁華街傍にこんな大きな墓地があるとは知らなかった。
首都高5号線高架下の遊歩道
護国寺前
広々とした雑司ヶ谷霊園
戦前の面影が残る霊園前の花屋「此花亭」
再開発が進む池袋界隈
そして池袋駅へ到着し、2時間ほどのウォーキングは終わった。今日は小春日和の暖かさだったので、けっこう汗を掻かされて程々に歩き疲れた。この後もしコロナウィルスに感染していたら、「年寄りがウロウロするんじゃネーよ。」と厳しいご批判を受ける事は間違い無いだろう。
池袋東口駅前