3月15日
カラスの鳴かぬ日はあれど、毎日テレビや新聞でコロナウィルスの事を言わぬ日は無い。世の中の出来事を報じるのがマスコミの仕事だから仕方がない事とは言え、決して嬉しいニュースじゃないから毎日見聞きしていると正直気が滅入ってきます。
そして政府の自粛要請で、各地で開催される予定のイベントが次々と中止や延期に追い込まれている。その中でも注目されるのは、今夏に迫った東京オリンピックで、予定通り開催できるか否かの瀬戸際に立たされている。
「開催中止何て有り得ない!」と小池都知事はおっしゃるが、これは日本だけの問題じゃ無く、今後はアフリカや中南米でも感染の広がりが懸念されている世界的な問題だけに、極めて悲観的な状況と言えそうです。
しかし思うのですが、だいたい真夏の東京何て屋外へ出ているだけで命懸けの酷暑なのに、そんな時期にスポーツの祭典オリンピックを東京でやろう何ていうのが土台無茶な話じゃないでしょうか。どうして爽やかな秋の季節にやらないのか、私は常々疑問に思っていました。
「それじゃ夏の祭典という名目が立たない。」、「秋にスポーツのビッグイベントを控えるアメリカのテレビ業界や、そのテレビ業界に買収されているIOCが黙っちゃいない。」何て諸般の事情もあるんでしょうが。
しかし「災い転じて福と成す。」コロナウィルスの名を借りて、夏から秋へ開催を変更させる絶好のチャンスとも言えるんじゃないでしょうか。参加する選手にとってもそれを応援する人々にとっても、スポーツに適した秋に開催する方が好ましいのは間違いありません。そしたら私が生で見たかったマラソンだって東京で見る事が出来るでしょう。