先月末、大川入山登山へ出掛ける直前の出来事だったから、ブログに載せる時期が遅れてしまったのだが、11月29日の午前、我が家のベランダから南の方角に黒煙がモクモクと立ち昇っているのが見えた。
方向が川越市方面のようだったので、後日ネットで「11月29日・川越市・火事」と入力したら、幾つもヒットして火事の詳細が分かってきた。川越市下小坂に在る中古車等の産廃置き場から火災が発生したもようで、真っ黒な煙は油火災によるものだったみたいだ。
我家からは12~13㎞離れた場所なので、燃え盛る炎の音や消防車のサイレン音などは全く聞こえず、ただ黒煙がモクモク立ち昇るだけのサイレントな光景に、以前何処かで見たような既視感を覚えた。
そうだイラク戦争の時、テレビに映しだされた米軍によるバクダット市街地空爆が、こんな風な感じだった。平和な日本でまさか空爆など起こりはしないだろうが、空気が乾燥して暖房器具の出番が増えるこの時期は、「火の用心マッチ1本火事の元」の標語が頭に浮かび、火災予防に注意しなけりゃならぬ季節になりました。