1月13日(金)
網張温泉スキー三日目の朝は、季節外れの小雨が降っていた。スキーはスッパリ諦めて、盛岡市内の街歩きをする事にした。宿の送迎バスに乗り、お昼前に盛岡駅へ着いた。
駅地下のカフェで軽めのランチを食べ、その後観光マップを頼りに街歩きをした。盛岡駅の西口側は近代的高層ビル街で、東口側は繁華街になっている。
盛岡駅西口バスセンター
盛岡駅東口
東口を出て数分歩くと、市内を貫く北上川へ出る。開運橋を渡って、賑やかなビル街を東へ歩き盛岡城址に向かう。城址は市民が憩う公園になっており、公園周辺には桜山神社や盛岡歴史文化館、岩手銀行赤レンガ館などがあり、市内観光の中心地になっている。
北上川に架かる開運橋
盛岡城址から盛岡市街地
本丸跡地
立派な石垣だけが残されている
同 上
城址公園の一角にある桜山神社
もりおか歴史文化館(盛岡の歴史が紹介されている)
岩手銀行赤レンガ館(明治時代に建てられた重厚な建物)
赤レンガ館内部
城址公園を後にすると、中津川沿いに上流へ向かう。川沿いの道にも紺屋町番屋屋や地元酒蔵「菊の匠」など観光スポットがあります。江戸時代初期に架けられたという上の橋を渡って、しばらく北へ進むと、三つの巨岩が鎮座する三ツ石神社です。三つの巨岩には鬼退治の手形伝説があり、「さんさ踊り」発祥の地でもあるそうです。
中津川の向い側にある盛岡市役所
紺屋町番屋(明治時代の消防署で今は交流体験施設になっている)
盛岡で一番古い酒蔵「菊の匠」
紺屋町の昭和の風情漂う雑貨屋さん
上の橋の袂にある巨大な石灯篭
三ツ石神社にある三つの巨岩(鬼の手形伝説がある)
三ツ石神社の北側の「法恩寺」には、江戸時代に作られた「五百羅漢像」が安置されているが、羅漢堂の扉は閉じて人影も無く見る事はできませんでした。ここら辺りで歩き疲れて妻も無口になってきたので、市内のビル街を通り抜けて盛岡駅へ戻った。夕暮れ迫る開運橋から北上川上流に、岩手山のたおやかな山容がウッスらと見る事ができました。
城下町として栄えた盛岡市は古くからの歴史と文化、そして岩手山や北上川の自然が調和した魅力的な街並みでした。・・開運橋の上から一句・・「北上の川面に高く岩手山」
法恩寺の山門
五百羅漢が安置されている羅漢堂
開運橋からウッスら岩手山が見えた