Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

熊本県、阿蘇、杵島岳~烏帽子岳ハイキング

2023年11月16日 | 山歩き

11月8日(水)    天気=晴れ

09:24火山博物館上駐車場→ 09:37杵島岳登山口→ 09:59~10:18杵島岳→ 10:35杵島岳登山口→ 10:40草千里駐車場→ 11:29~55烏帽子岳→ 12:29火山博物館

 

  阿蘇山は単独の山では無く、阿蘇五岳と呼ばれる幾つかの山々を総称した山名です。そのうち最高峰の高岳と今も噴煙を上げる中岳は既に登っているので、今回は西側に聳える杵島岳と烏帽子岳を登る事にした。

 阿蘇山の眺めが美しい南阿蘇村の休暇村「南阿蘇」を出発し、観光道路の阿蘇パノラマラインを経由して、観光名所の阿蘇草千里にはAM9時過ぎに着いた。火山博物館がある草千里駐車場は有料なので、博物館の上部にある無料の駐車場に車を停めた。

駐車場から望む草千里ヶ浜と烏帽子岳

 準備を終えて駐車場から、杵島岳に向けて出発する。阿蘇パノラマラインを10数分歩いて、杵島岳登山口に着く。ここから舗装された遊歩道をしばらく進むと、山頂へ向かう登山道が左に分岐していた。

阿蘇パノラマラインを杵島岳登山口へ向かう

遊歩道から登山道が左に分岐する

 登山道は急な階段が、山頂へ直登するように続いている。きつい登りだがグングン標高が上がって、登山口から20分余でアッケなく杵島岳(1326m)に着いてしまった。

山頂へ向かう急な階段

杵島岳山頂

 草原の広々とした山頂は素晴らしい展望で、噴煙上げる中岳や阿蘇の北外輪山、西には熊本の市街地や遠く長崎の雲仙も望む事ができた。眼下に見える草千里には大勢の行楽客が芋の子洗うように賑わっているが、ここには我々二人だけ、とても居心地の良い山頂だった。

山頂から高岳、中岳方面

山頂から北外輪山

 杵島岳を後にすると、登山口から草千里ドライブインの駐車場を横切って今度は烏帽子岳へ足を向ける。ススキが原の緩やかな道は心地よいが、あちこちに観光馬の糞が落っこちているので要注意です。草原の道から左手の尾根へ入り、その後は尾根道を伝って烏帽子岳へ向かう。

草千里ドライブイン横から烏帽子岳へ

ススキヶ原の気持ちの良い道

 やっと登山らしい気分になって、強い陽射しに汗を掻きながら徐々に高度を稼いで行く。草千里の駐車場から約50分で、烏帽子岳(1337m)へ着いた。杵島岳に比べてこちらは狭い山頂だが、展望は劣らずに素晴らしく眼下に阿蘇パノラマラインのクネクネした道や阿蘇の南外輪山が望まれた。

山頂直下の尾根道

烏帽子岳山頂

山頂から眼下に阿蘇パノラマラインと奥に南外輪山

山頂から高岳、中岳方面

山頂から草千里ヶ浜(奥の山が杵島岳)

 我々の後に若い白人カップルが登って来て写真を頼まれたが、「撮ってもらえますか?」とネイティブな日本語で言われたのでホッとし、反面少し残念だった。

 烏帽子岳からの下山は西側の尾根を降る。山頂直下は少し荒れて急な道だったが、やがて傾斜が緩み歩き易い尾根道になった。尾根の鞍部から行楽の人や観光馬がそぞろ歩く広々とした草千里ヶ浜を一直線に横切って、火山博物館に戻って来た。

草千里へ降る道

草千里の観光客を乗せる馬さん達

阿蘇火山博物館

 博物館では阿蘇山に関わる情報資料や映像などが展示されており、我々も大勢の観光客に混じって館内を観覧した。今日は爽やかな秋晴れで、阿蘇山を存分に満喫した半日となりました。今宵は熊本市内の宿に泊り、肥後の郷土料理を満喫したいと思います。

 

 

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