Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

福岡県北九州市、平尾台ハイキング

2023年11月18日 | 山歩き

11月11日(土)    天気=曇り後晴れ

09:43平尾台自然観察センター駐車場→ 10:26茶ヶ床園地→ 10:44~52周防台山頂→ 11:08~34茶ヶ床園地→ 11:53平尾台自然観察センター駐車場

 

 一週間に渡る九州の旅も、いよいよ最終日となった。フェリーの出港は今夜11時過ぎなので、今日は北九州市の観光名所「平尾台」でハイキングをする事にした。

 北九州市の南部に位置する平尾台は全国的にはそれ程知られていないが、日本三大カルスト台地の一つで国の天然記念物にも指定されている。台地には最高峰の貫山(712m)を筆頭に、400~600m級の山々が点在している。平尾台は広く地理不案内なので、取りあえず平尾台自然観察センターをナビの目的地にした。

 北九州市小倉区から国道322号を南下して、AM9時過ぎに自然観察センターの駐車場に着いた。平尾台は山と言うより高原状の台地で所々に集落が点在し、信州霧ヶ峰高原とチョット感じが似ている。

 駐車場に車を停めて茶ヶ床園地と地図に記された地点を目指して歩き始める。駐車場に隣接する学校跡地?の外柵沿いを歩いていると、仔馬を連れて散歩している若い女性とすれ違った。

外柵の雑草を食べている仔馬さん

 挨拶を交わすと、「仔馬が外柵の雑草を食べて、綺麗にしてくれるんですよ」と女性が教えてくれた。漠然と歩いているだけの我々と違い、仔馬さんはチャンと仕事もしてるのかと少し引け目を感じた。

 学校跡地から樹林帯の山道に入りしばらく進むと、ススキが繁る草原に出てカルスト台地の展望が広がった。ススキヶ原の道を抜けて駐車場から40分ほどで東屋やトイレが在る休憩ポイントの茶ヶ床園地に着いた。

茶ヶ床園地へ向かうススキヶ原の道

茶ヶ床園地

 茶ヶ床園地までは車道が通じており、車も何台か停まっている。我々もここまで車で来れば良かったと少しばかり後悔した。茶ヶ床園地からは、たおやかな周防台のピークを仰ぎ見る事ができる。

「周防台まで登ろうよ」と妻を誘うと、今日はハイキングと言うよりショッピングモードであった妻は、「私ここで待ってるから」とアッサリ誘いを断った。振られた私は仕方なく?一人気儘に周防台へ向かった。

 一般車通行止めの車道を10分ほど歩き、山頂へ向かう踏み跡が右に分岐していたので、その道を10分足らず登って広々とした周防台(609m)に着いた。山頂からの展望が抜群で、平尾台の全貌が見渡せる。東には北九州空港と周防灘の海原も望む事ができた。

周防台山頂

山頂から平尾台南部方面

山頂から西側、大平山方面

山頂から北側、貫山(中央奥の山)方面

山頂から東側、北九州空港と周防灘方面

 写真を撮り終えると来た道を降り、茶ヶ床園地へ戻るとお湯を沸かしてコーヒーブレイクでしばらく休憩した。休憩を終えると車道沿いの道を降り、お昼前に車を停めている駐車場へ戻って来た。

自然観察センターへ戻る車道

車道から振り返った周防台の眺め

駐車場へ戻って来た(自然観察センターは休館中であった)

 今日は大して汗も掻かぬ軽いハイキングであったが、予定通りカルスト台地の平尾台を歩く事ができたので、心置きなく旅を終える事ができます。これから小倉区の旦過市場や門司港駅のレトロ街を観光して今夜のフェリーに乗ります。

 

コメント
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