11月30日(木)
秋もたけなわ、各地で紅葉が見頃の季節になって来た。先日テニス仲間の人達とよもやま話をしていたら、Yさんが「この辺じゃ、東郷公園の紅葉が綺麗だよ」と教えてくれた。「何処に在るの?」と尋ねたら、飯能市の西武秩父線吾野駅近くに在るとの事。「一番上の神社までだとかなり歩くけど、Fさんの脚なら大丈夫だよ」と付け加えた。
ネットで検索すると、東郷公園は紅葉名所としてけっこう有名らしい。そこで好天の一日、妻を誘って行ってみる事にした。車で国道299号を西へ走り、我が家から1時間ほどで東郷公園の駐車場に到着した。
東郷公園の第2駐車場
一応一日500円の有料駐車場だが、係員の姿も無ければ料金箱の類も無い。駐車場から社務所の横を通って、紅く彩づいた階段を登って行く。神社入口には入山料を徴収する料金箱があり、「一人=100円お願いします。」と書かれています。紅葉時期だけの料金みたいだが、お賽銭と思えばお安い金額です。
社務所横の紅葉
社務所を通過して神社へ向かう
入山料を入れるポスト
此処は公には「東郷公園、秩父御嶽神社というのが正式名称のようで、その他にも東郷神社、乃木神社、三笠山神社、八海神社など幾つかの神社が山の中に点在している。
東郷公園の紅葉
その山全体が紅葉に彩られており、名所に違わぬ壮観な眺めです。転んだら一番下まで落っこちそうな急階段を登った最上部には、秩父御嶽神社が建立されている。こちらはごくありふれた建物でした。約1時間余山中を紅葉見物し、大いに満足して東郷公園を後にしました。
日露戦争当時の水雷と砲弾
東郷元帥像下の狛犬
東郷元帥の像
戦艦三笠の被弾甲板
長い急階段を登って秩父御嶽神社へ
最上部の階段
秩父御嶽神社本殿
その後飯能市内の中央公園に隣接するショッピング店「OH!!!」に立ち寄り、客の殆どが女性の洒落たレストランでランチを食べた。食事を終えると、お店の隣に建立されている能仁寺へ寄り道してみた。
飯能市のショッピング店「OH!!!」(自然食品や発酵食品が人気の店)
お昼を食べた自然食品とスイーツのお店「Piene Cafe」(レストランもある女性に人気の店)
能仁寺の紅葉も中々見事なもので、行楽の人やハイカーなどが大勢見物していた。飯能市は奥武蔵の山懐に抱かれた鄙びた雰囲気の街だが、豊かな自然と古い歴史が調和した居心地のよい街だなと改めて実感しました。
能仁寺前門
参拝路の石灯籠と紅葉
鐘撞堂
能仁寺本殿