2月11日(日)
「たまには玉井屋さんでお昼を食べない?」という妻の誘いに乗って、車で小川町へ向かった。玉井屋さんは小川町の蔵元「青雲酒蔵」の直営で、私のブログでも度々登場している和食のお店です。
前回ここを訪れた時は丁度小川和紙マラソンが開催中で、店先の道路がマラソンコースになっていてお店に入る事ができなかったので、今日はそのリベンジです。
小川町の青雲酒蔵
今回は少し早めに訪れたせいか、待つ事も無く席へ案内された。注文したのは焼け鮭が主菜の「月御前定食」、鮭に滲み込んだ酒粕がとても香ばしく、いつもこの定食を食べている。
月御前定食(税込み1980円)
このお店で気に入っているのはもう一つ、セルフで幾らでもトッピングできる幾種類かの前菜です。好きな分だけ小皿に分けて食べるのだが、これも素朴な味わいで実に美味いのです。
今日の前菜は「ほうれん草のお浸し」と「大根の煮つけ」、「和風サラダのドレッシング」の3品で、これらの前菜をツマミに生ビールがグイッと飲みたいと思いつつ、いつも車なので今だに実現できていない。
自由にトッピングできる前菜
玉井屋に隣には青雲酒蔵の直営売店が在り、蔵元が製造販売する日本酒を試飲する事ができる。幾つかのお酒を試飲した妻は、気に入った生酒を1本購入していた。
店内で試飲中の妻
蔵を改造したミニギャラリーも併設されています。
食事を終えたが帰宅するのは時間が早いので、寄り道がてら生越町の梅林見物に向かった。三連休の中日とあって越生梅林は大勢の行楽客で賑わっていたが、梅の花はまだ八分ほどの咲き映えだった。
見物するほどじゃ無いと梅林をパスして、しばらくドライブしていたら「上谷の大クス」と書かれた観光看板があった。私は何度か見ているが、妻はこのクスの木をまだ見た事が無いと言う。時間つぶしがてら見に行く事にした。
狭い山道の路肩に車を停め、そこから約1キロほど林道を歩いて「上谷の大クス」へ向かった。久しぶりに再会した大クスは以前と様相が大きく異なっている。
春のような装いの山間集落の道
倒木防止なのか巨木のアチコチが支柱やロープで固定され、見物デッキ内は立入禁止になっていた。この巨木もソロソロ寿命が尽きようとしているのだろうか、介護老人の姿を見るようで何だか痛々しかった。
上谷の大クス入口
上谷の大クス
デッキ内は立入禁止
大クス見物を終えると再び林道を歩いて車へ戻り、その後帰宅の途についた。小一時間ほどの林道歩きは病み上がりに丁度良いエクササイズで、気分転換にもなりました。