1月31日(水)
朝暗いうちから、一人淋しく我が家を出る。関越自動車道を北進し、関越トンネルを抜けた途端、川端康成の小説じゃないが、そこは雪国だった。
しかし温暖化の影響か、例年に比べると積雪量は少ない感じです。越後湯沢インターを出て、ナスパ湯沢スキー場の第1駐車場までの道に雪は無かった。こんなの初めてです。
ナスパ湯沢スキー場の第1駐車場(ここまで道路に雪は無かった)
今日は「ナスパ・デー」とかで、リフト一日券が通常より2500円安い3500円(実はそれを狙って来たんだけど)だった。平日にして混んでいたのはそのせいもあったのか。
ナスパ湯沢スキー場のゲレンデ下部
朝から雪国とは思えぬ暖かな陽春の天気で、初滑りで些か緊張した気持ちと身体をほぐしてくれる。高速リフトに乗ってゲレンデ最上部に降り立つと、巻機山から谷川連峰に連なる雪山の大展望が広がる。この雄大な景色を眺められただけでも此処へやって来た甲斐があったと言うもんです。
ゲレンデ上部から越後湯沢の街並みと遠くに巻機山(右奥の山)
同、谷川連峰の山波
積雪は約140cmでゲレンでコンデションも良く、齢を忘れて朝から休み無く滑った。滑っちゃリフトに乗りを繰り返しているとだんだん飽きてきて、と言うか脚の筋肉が齢を思い出して強張り始めたので、午後1時過ぎにスキーを止めゲレンデを後にした。帰りの道は高速道路料金を惜しんで、途中から一般道を走って我が家へ戻った。
今日の諸経費は、リフト代=3500円、高速道路料金=約5000円、燃料代=約2000円、昼飯代=約500円(コンビニおにぎりとカップヌードル&自前のコーヒー)、トータルで約11000円となりました。
東京ディズニーランドの入場チケット1枚分の金額で、新潟まで行って、半日スキーを楽しめたのだから、リーズナブルな日帰りツアーだったのではと思います。
・・「一人スキー、楽しいけれどうら悲し」・・