今年も面倒くさい、確定申告の季節がやって来た。「政治家が裏金作りで申告もしないのに、なんで俺達ビンボー人が納税申告しなきゃならないんだ」と駄々をこねたって、「そーですよネー。」と税務署が納得してくれるはずもない。
パソコンで国税庁のホームページから申告書作成コーナーを呼び出して、令和5年の確定申告書の作成作業を始めた。作成作業の途中で、「年金額が少ないのであなたの確定申告の提出は不要です」とディスプレーに表示される。
国税庁HPの確定申告書記入欄
しかしこの言葉に騙されてはいけない。令和3年の確定申告作成時に、この言葉を鵜吞みにして確定申告書を税務署へ提出しなかったら、翌年の住民税が数千円台から数万円台へドーンとアップした。この国の言う事なんか信用するものじゃないと、この時つくづく思った。
我が家の場合妻と私の年金が主な収入で、支出は医療費、社会保険料、個人保険料、寄付金などが控除の対象となり、必要書類さへ揃えていれば30分足らずで申告書を作成できる。
去年はあまり病院通いをしなかったせいか医療費は夫婦併せて合計2万円ほどで、残念と言うより喜ばしい事だが、医療費控除の基準に達しなかった。悔しいのは無職の年金暮らしでズーッと0円だった所得税が、今回は5000円納税しなさいと書かれていた事だ。たった5000円だけれど、政治のゴタゴタ騒ぎを見ていると、何だか素直に払いたくない気持ちです。