6月12日(木)
私は60歳になった5年前、妻は去年からそれぞれ仕事を辞め、二人ともカッコよく言うとフリー、安直に言えば無職のプータロー(妻はプー子)だ。「オイ、メシ、フロ」しか言わない亭主関白オヤジ然としていたら粗大ゴミで家から放り出されてしまうので、家事も協力を心掛けている。
朝夕の食事については、妻が料理を担当し食後の後片付けは私の担当だ。そして昼食は各自で好きな物を食べている。こんな生活を続けて早や5年、私の食器洗浄技術もすっかり向上した。もし国家資格に「食器洗浄技能検定」などあれば優秀な成績で合格する自信がある。
そんな食器洗浄のプロとしての私が兼ねてより懸念すべき事が一つある。それは食器洗浄における必需品のゴム手袋、消耗品なので使い続けるといずれ破れて使用不能になる。
これが私の場合何故か右手袋ばかりなのだ。推測するに私が右利きなので右手ばかりを動かし、結果右手袋だけが損耗するのだろう。そして左手袋は充分使えるのに破棄せねばならない。これは台所仕事に携わる方ならよくお判りの事実であろう。
だから私は声を大にして言いたい「ゴム手袋は左右別々で売ってくれ。」と、だけど「組で買っても精々2~3百円、大した事ないよ。」と言われそうだが、これを全国規模で考えれば膨大な石油資源の無駄遣いと言えるのではないか。
こうした細やかな事でも見逃す事無くエコ対策を講じねば、地球温暖化の進捗を阻止する事はできないであろう。(ゴム手袋の話から壮大な地球温暖化対策に結論が至ったところでジ・エンド)