Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

トランプさんのゴルフのせいで道路は渋滞

2017年11月05日 | 日記

 11月5日(日)

 山の先輩 I さんから「柿が一杯あるんだけど、干し柿用に要らない?」と電話がきた。妻が欲しいと言ったので、今朝がた柿を受取りに国分寺市の I さん宅まで車を走らせた。

 すると国道407号から国道16号までの沿道は雲霞の如く警察官の姿があり、まるで戒厳令が敷かれたようだ。重大事件でも起こったかと一瞬疑ったが、「そうか今日は米国大統領のトランプさんが来日する日」と気付いた。

 だが、都心ならまだしも何で埼玉の片田舎が厳重警備なのだ。ネットで調べたらどうやらトランプさん横田基地へ到着し、そのまま埼玉のゴルフ場へ直行するらしい。厳重警備はその為だったのだ。

 ルート上の道路は規制され、アチコチで渋滞が発生している。私も車を停められて「車内を見せてください。」と警官から検問を受けた。お国の為とはいえ迷惑な話である。

 これが好感の持てる人物なら許せるが、トランプさんは、金正恩と並んで私の中で「虫が好かない政治家ベストスリー」の一人なので余計に腹が立つ。「そんな運動がしたいなら迎賓館の小部屋で、ピンポンでもやってろ。」と文句の一つも言いたくなる。

 アッところで遅れましたが、 I さん柿を頂きありがとうございました。ブログの場を借りて御礼申し上げます。妻が美味しい干し柿作りに張り切っているので、私はそれが食べられる日を楽しみに待っています。

 I さんから貰った柿

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250万円の古汚いジーンズ

2017年11月04日 | 日記

 11月4日(土)

 先日テレビを観ていたら、ジャニーズ事務所を脱退した元スマップの草薙君と香取君が「おじゃマップ」という番組に出演していた。本日話題にしたいのは彼ら自身の事では無く、番組で紹介されていた草薙君行きつけの古着屋さんでのお話しです。

 我々庶民が古着屋といったら、普通薄汚いリサイクルショップを想像するが、草薙君ご贔屓のお店は、原宿にあってまるで高級ブランドショップのような装いだ。まあ有名芸能人ご用達のお店だからそれも当然と言えば当然だろう。

 私が驚かされたのは、そこで売られている品々のお値段だ。古着と言ったら普通は二束三文が常識だろう。だけどこのお店で売られている古着は最低でも5万円台は下らぬ高価な物ばかりなのだ。私だったらタダでも要らぬと思う古汚いジーンズが何と250万円もするというからオッたまげた。

 この金額、私が日頃愛用する「しまむら」ブランドのズボンより1000倍も高い。イヤそれどころか我家の高級車の購入価格を遥かに凌駕している。一体何でこんな馬鹿げた値段なんだ。黄金の糸でも使っているのだろうか。セレブ世界の価値観とやらは私の常識を覆し全く理解の範疇を越えている。テレビを観ていてつくづく思った。

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日本三百名山回顧№19、渡島半島、大千軒岳(3百名山)

2017年11月02日 | 三百名山回顧

 平成24年8月17日(金)      天気=曇り

07:16旧道登山口→ 07:51844mピーク→ 08:40~47千軒平→ 09:10~25大千軒岳→ 10:14新道登山口→ 10:45旧道登山口

 大千軒岳は、北海道の南端松前半島に聳える山で江戸時代には金鉱山があり、鉱夫のキリスト教徒が多数弾圧処刑された悲話の山でもあります。大千軒岳の登山口までは長々と続く林道を走るのだが、まあこのダート道が酷くて買ったばかりの新車だったから、車が傷だらけになるのではと1時間余の運転はヒヤヒヤものだった。

 旧道登山口

 旧道登山口は5~6台程駐車できそうな空き地で、入山ポストがあったので我々夫婦の名前・住所を書いて出発する。最初は程良い傾斜のブナ林の中を登って行く。40分足らずで844mピークに着くと、その先は緩やかな尾根道になった。前方に前千軒岳から大千軒岳に続く稜線が横たわっているが、雲が絡んでもう一つハッキリ見えない。

 樹林帯の緩やかな登り

 やがて急登の道をしばし登ると中千軒岳直下の千軒平に着いた。ここには弾圧処刑されたキリスト教徒を慰霊すると白い十字架が建っており、知内川からのコースも合流している。十字架の奥には大千軒岳のたおやかなピークが望める。

 千軒平分岐手前

 白い十字架と奥に大千軒岳

 知内コースを見下ろす。

 千軒平からは草原の尾根を進んで行く。時期が遅いのか高山植物が少ないのが残念だが心地よい道だ。前衛のピークを越え、草に埋もれた細い急な踏み跡を登って大千軒岳(1072m)に到着した。登山口から山頂まで2時間足らずの道程で、案外とアッケなく登る事ができた。

 大千軒岳山頂手前

 大千軒岳山頂

 山頂付近の稜線は流れゆくガスに覆われそれ程展望も無いので軽く食事を終えると早々に山頂を後にする。降りは旧道では無く新道を下山する。新道コースは緩やかな尾根道で歩き易く、山頂から新道登山口まで1時間も要せず降り着いた。山頂を目指すだけだったら、新道コースの往復が一番楽である。

 山頂から新道コースの尾根

 新道コースから名も知らぬ周辺の山々

 新道登山口

 新道登山口からクネクネ曲った林道を3キロ程歩いて、車を停めてある旧道登山口へと戻った。車に乗ると再び長々とした林道を1時間程かけて降り、松前町にある松前温泉に立寄り山の汗を流す。ここは一風変わった和風建築の日帰り浴場で、料金も380円と安く居心地の良い所だった温泉であった。

 旧道登山口駐車スペース

 スッキリしない天気の中、今日登った大千軒岳は誰にも会わぬ静寂の山で(幸い熊にも遭わず)静かな山歩きができた。そんな満ち足りた気分で松前から函館への国道を走っていたら、北海道警が張ったスピード違反の取り締まり網に引っ掛かり、8千円也の罰金を取られたのは何とも口惜しいジ・エンドであった。

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