monologue
夜明けに向けて
 



昨夜のNHKBS1「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 」は「第6回 J.F.ケネディ ~全面核戦争の瀬戸際」だった。

このシリーズ第6回は民主党の希望の星ケネディの時代。冷戦下、米国艦がソ連の核兵器を搭載した潜水艦を爆雷で航行不能に陥らせ、潜水艦長が座して死ぬ前に核ミサイルで反撃することを副長に相談し止められ危うく全面核戦争を回避した事件を扱っていた。キューバ危機ではニキータ・フルシチョフとJ.F.ケネディがともに戦争から後ずさりしたことが全面核戦争を寸前で回避して人類絶滅を食い止めたとしていた。その後ソ連ではフルシチョフ首相は死後まともに祀られずケネデイは弱腰だと軍部や保守派の怒りを買い暗殺される。われわれ人類が現在生存しているのはこの二人の首脳のおかげという視点だった。全世界に核兵器と原発が大量に拡散した現在いつも同じような人類絶滅の危機が訪れるのだろう。
fumio

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