monologue
夜明けに向けて
 



アルバム「カリフォルニア・サンシャイン」で使用したアナログシンセサイザー「プロエット5」を処分した。まわってきた廃品回収業者にプロエット用シークエンサー、キーボード・スタンドその他とともに2000円で引き取ってもらった。サンフランシスコ製なので日本に帰国するとボルトやサイクルが合わず電圧変換機で対処していたけれど不具合が起こって使用できなくなっていたのだ。
当時はシンセサイザーといえば自作するかムーグ社の単音のものが一般的で5音が同時に発生して和音が弾けるこのシンセサイザーの出現は画期的だった。それでアルバム制作のために購入したのだ。
ところが時代は進みデジタルの時代になってヤマハがDX7を開発してから複音は当たり前になってわたしも日本からの輸入品を購入した。そして今では扱いのむづかしいアナログシンセは見なくなった。音はアナログシンセの方が力強くていいと思うけれど時代の趨勢なのだろう。
fumio

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今朝の海外ニュースの目玉は海外のはずなのに 28日行われた東京電力の株主総会だった。世界がいかに日本の原発事故に関心をもっているかのあらわれである。来場者をチェックするものものしい警官の姿を映しその雰囲気を伝えていた。9000人を超える過去最多の株主が出席し、、株主が提案していた原発撤退議案が銀行、金融機関などの機関投資家によって否決されたことを報じていた。
今この時に脱原発に舵を切らないでも東電は国の支援を受けて生き残れると思っているらしい。そんな電力会社を国民が税金で援助する理由があるのだろうか。汚染された海や空などを共有し迷惑している世界が注目しているのに自分たちの利益しか考えない人々がいまだに牛耳る総会の様は異様だった。
fumio

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今朝の海外ニュースのトップは国連安全保障理事会が、リビアのカダフィ政権が反政府勢力を攻撃する動きが強まったとして、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)に付託する決議を2月26日に採択していたことを受けて国際刑事裁判所(ICC)が昨日6月27日、リビアの最高指導者カダフィ大佐本人と側近である息子のセイフイスラム・カダフィ氏、そして義兄弟の情報機関トップ、アブドラ・セヌーシ氏の3人に逮捕状を発行したことであった。
しかしながらリビアは国際刑事裁判所ICCの権限について定めた「ローマ規定」に加盟していないのでICCがリビアで容疑者を逮捕する権限はない、という。いったいそれでどのように逮捕するというのだろうか。カダフィ大佐と呼ばれたリビアの最高指導者は逮捕状が出たことで大佐という肩書から容疑者へと変更されるのだろうが国際的お尋ね者になったカダフィ一家は最終的にはオサマ・ビン・ラディン容疑者のような末路を辿るのだろうか。
fumio

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土曜日、25日、朝の「報道原人」という番組が面白かった。現在芸能人の社会支援活動に対して売名行為などと非難の声が多いことなどを採り上げていた。ネット社会の匿名性の陰に隠れ自分を安全な場所において言いたい放題をいうらしい。手紙の時代なら考えられなかったことだけどわたしのもとに寄せられるメールでもあれこれ尋ねて本名も名乗らない方もいる。残念ながらそんな時代のようだ。
その番組の中でプロテストソングの系譜にふれ最後に沢田研二 の「我が窮状」という曲を流してくれた。憲法九条に対する同世代の気持ちがうまく歌詞に結晶しているので感心した。改憲論に性急な現代の政治家たちには伝わりにくいかもしれないがそれでもだれかが声を発し続けなければやがては憲法は改められふたたび同じ過ちを繰り返すことになるのだろう。改憲反対、原発反対、戦争反対は飽きることなく叫び続けなければ…。
fumio

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私的カウントダウンアルバム「水面に書いた物語 」 収録曲の今週のアクセス聴取ランキング
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6月17日(金)~6月24日(金)
ヒット数:936件中 
  順位 

第1位(1)<1>水面に書いた物語
第2位(2)<3>ごめんなさい
第3位(8)<8>はるかなるメロディ
第4位(10)<10>オーロラの町から
第5位(3)<5>ときめきFALL IN LOVE
第6位(5)<6>軽々しく愛を口にしないで
第7位(6)<2>あやかしのまち
第8位(4)<4>女優(スター)
第9位(7)<7>ラスト・ランデヴー
第10位(7)<9>マイ・スィート・ライフ
第11位(14)<13>Sentimentallady”M”
第12位(14)<17>恋すれば魔女
第13位(9)<19>それってⅨじゃない
第14位(12)<12>素顔のマスカレード
第15位(13)<16>Stay with me
第16位(17)<18>しあわせになれる
第17位(11)<17>プロセス
第18位(15)<11>わかりあえる日まで
第19位(18)<15>まことのひかり
第20位(20)<20>NEVER GIVE UP!

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ごく当たり前のように今週も 水面に書いた物語 が首位を続けている。
ご愛聴感謝。
fumio

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  灰色の陰は大鷲の老いを示す
 

「SOUNDとこの部屋の仲間へ」より
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このところの世界の動きは「SOUNDとこの部屋の仲間へ」で預言されたことの実現のようなので見直している。
「灰色の陰」とはバラク・フセイン・オバマ・ジュニア(Barack Hussein Obama, Jr.)合衆国大統領のこと。「灰色」とはカイつまり1の数をもつ皇(スメラ)、色は王位継承者。そして白と黒が混じった色。つまりバラク・フセイン・オバマ・ジュニアはケニアのルオ族の父バラク・オバマ・シニアとカンザス州ウィチタ出身の白人、アン・ダナムの間に1961年8月4日に、ハワイ州ホノルルで生まれインドネシアで育っている。父オバマ・シニアがムスリム(イスラム教徒)であり、「ムスリムの子は自動的にムスリムになる」とされているのでオバマ大統領自身もフセイン(伏せ陰)というアラビア語の名前も名乗り続けている。かれは 黒人と白人の混血という灰色の伏せ陰であった。「大鷲」の示唆するのは米軍で鷲はアメリカの国力軍事力の象徴なのだがそのアメリカの軍事力も灰色の陰が老いを示しているというように今朝の海外ニュースのトップはオバマ大統領のアフガン撤退演説であった。
オバマ米大統領は22日午後8時、ホワイトハウスのイーストルームから全国放送の国民へのテレビ演説で、アフガン駐留米軍撤退計画を発表した。来年の夏までに、3万3000人のアフガニスタン駐留米軍を撤退させることを明らかにした。どうもこれは来年に迫った大統領選対策のようだ。オバマの戦争と呼ばれたアフガン戦争の戦費を削減し悪化した経済状況を上向けたいらしい。はたしてかれは戦争もなく核もない21世紀世界を構築できるのだろうか。
fumio

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 赤い目をした大地の子供は笑った


「SOUNDとこの部屋の仲間へ」より
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 「赤い目をした大地の子供」はレッドチャイナと呼ばれる中華人民共和国で「供」は解字すれば共の人。「笑った」は喜んでいる様子と揺れ動く意味。

今朝の海外ニュースで大きく採り上げていたのは中国の公安当局が、中国共産党への批判を繰り返すので脱税などの罪で拘束していた、 万国博で中国のテーマ館「鳥の巣」を設計するなどして著名な芸術家、艾未未(アイ・ウェイウェイ、Ai Weiwei)氏を保釈したことと
南沙諸島や西沙諸島をめぐるベトナム、フィリピンといった国と中国の領土争いだった。
以前「アジア・クロスロード」という番組で中国人たちが「南沙:西沙諸島」は中国の核心的利益か、というテーマで討論していたことがある。
タカ派の論客がベトナムなどと揉めれば最終的には武力で解決すべきだというのには驚いた。核心的利益という表現と21世紀になっても軍拡を繰り広げ他国の脅威となる国の意識は民衆全体の意識でもあるのかと怪しんだ。
経済大国となって喜びながらも人権、著作権その他で精神的に揺れ動き最後には心の底から笑える日がくるのだろう。
fumio

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 鎖で繋がれた巨人は
 大地の重みに堪えかねて
 自らの踵を噛んだ


「SOUNDとこの部屋の仲間へ」より

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 この文章は、世界の西の端で天空を背負う大西洋の語源であるアトラス。つまりヨーロッパのこと。
「踵」はキビスで、「キ」のギリシャは「希臘」と表記され「希」と略される。
「ビ」は英国(グレート・ブリテンおよび北部アイルランド連合王国)BritainとIrelandの頭文字を合わせてのBI(ビ)。
そして「ス」は「西班牙(スペイン)」で「西」と略される。
ギリシャは昨年放埒経済で破綻してEUの援助を受けたが今年また経済危機に瀕して、今朝のNHKBS1「ワールドWAVEモーニング」で全ギリシャ社会主義運動(PASOK)党首、ゲオルギオス・アンドレアス・パパンドレウ政権の緊縮財政の信任投票が行われ信任されたことを報じていた。ドイツを初めとするEU諸国はなんとしてもギリシャの財政危機をここで食い止め経済規模の大きいスペインにまで波及させないように支援しているという。はたして巨人の「希」BI(ビ)「西」は噛んでも倒れないのか。
fumio


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今朝の海外ニュースの目玉は、7月3日のタイの選挙だった。
現在の調査では,2006年9月19日のクーデターによって国を追われた第31代首相、タクシン・チナワット氏の妹iインラック氏(43歳)が率いるタイ貢献党が51パーセントの支持を得て、アピシット・ウェーチャチーワ現首相が率いる民主党の支持は34パーセントであるという。
しかしながら選挙前には劣勢な陣営が票を金で買う行為が横行するという。一筋縄ではゆかないだろうが
なんとかこのままゆけばジンラック氏が初の女性首相に就任する可能性が高い。
若くて美しくて人気は高いけれど問題は政治経験がゼロということらしい。それでもうまく乗り切ればどうも女性の時代のリーダーになりそうな勢いである。
fumio

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昨夜、TBSの誇るドラマ「JIN‐仁-」を見ていて龍馬の脳の手術シーンで妻は大きく反応していた。
わたしが脳内出血で病院に運び込まれた時、
医師がわたしの頭を開いて血の溢れた脳を見せられた記憶がありありと蘇ったのだ。
仁が、脳の中身が治るまでの間、切り取った頭の骨を太腿に埋めて保存しておく、と言った時、わたしの記憶も蘇った。
術後の回復期、看護婦がわたしの右脚の太腿に貯蔵のために切り取った頭の骨が埋めてあることを教えてくれた。
それでわたしが「これで右脚も少しは賢くなるでしょうね」と言うと笑って去って行った。
それから約20年経過し、右脚太腿には手術の痕は残っているけれど別に賢くなったという形跡はないようである。
fumio

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私的カウントダウンアルバム「水面に書いた物語 」 収録曲の今週のアクセス聴取ランキング
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6月10日(金)~6月17日(金)
ヒット数: 871件中 
  順位 

第1位(1)<1>水面に書いた物語
第2位(3)<2>ごめんなさい
第3位(5)<8>ときめきFALL IN LOVE
第4位(4)<5>女優(スター)
第5位(6)<6>軽々しく愛を口にしないで
第6位(2)<3>あやかしのまち
第7位(9)<7>マイ・スィート・ライフ
第8位(8)<4>はるかなるメロディ
第9位(19)<12>それってⅨじゃない
第10位(10)<9>オーロラの町から
第11位(17)<14>プロセス
第12位(12)<15>素顔のマスカレード
第13位(16)<19>Stay with me
第14位(13)<10>Sentimentallady”M”
第15位(11)<13>わかりあえる日まで
第16位(14)<17>恋すれば魔女
第17位(18)<16>しあわせになれる
第18位(15)<18>まことのひかり
第19位(7)<11>ラスト・ランデヴー
第20位(20)<20>NEVER GIVE UP!

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今週も 水面に書いた物語 が首位のまま。
どうしてこれほど続くのだろう。ご愛聴感謝。
fumio

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今朝のカタール、アルジャジーラ・ニュースは、ウサーマ・ビン・ラーディンの死後、後継者としてアルカーイダの司令官(アミール)に就任するのではと見られていた、
アイマン・ムハンマド・ラビー・アッ=ザワーヒリー (アラビア語: أيمن محمد ربيع الظواهري‎ ‎, 1951年6月19日-)が正式に司令官(アミール)に就任したことを伝えていた。ウサーマ・ビン・ラーディンが容疑者という文字をつけて特定されたようにかれもまた多くのテロ事件に関与したとして「ザワヒリ容疑者」と表記され「アイマン・ムハンメド・ラビ・アル・ザワヒリ」容疑者として特定されている。米国政府はかれに千五百万ドルの懸賞金をかけているということだが見つけ次第また殺害するのだろうか。それにしてもビンラディン容疑者に懸けられていた懸賞金はどうなったのだろう。
情報を伝えた偵察員か直接殺害したシール隊員か命令を下したオバマ大統領が受け取ったのだろうか…。なにかむなしい…。いつになったら和解のテーブルにつくのか。
fumio


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今朝の海外ニュースは早くも始まった来年の米大統領選の共和党指名争いのトップをゆくウィラード・ミット・ロムニー(Willard Mitt Romney, 1947年3月12日 - )前マサチューセッツ州知事の大統領としてふさわしい人物支持率が
オバマ現大統領の支持率を初めて上回ったと伝えていた。オバマ氏は経済政策でつまづき支持率が落ち込みビンラディン殺害によって一時上がった人気も効果が続かずすぐ下降してしまったという。とすれば、民主党陣営は選挙戦略的にはビンラディン殺害は来年11月の大統領選ぎりぎりまで我慢すべきであったと考えているかもしれない。
しかしそれにしても人を殺したことが支持率アップに直接つながるという米国の精神風土がおかしい。日本では敵とはいえ殺してしまえばどのようにとらえられるだろうか。
fumio

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自民党の石原伸晃幹事長が14日の記者会見で、イタリアの国民投票の結果、脱原発が決定したことについて
「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは心情としては分かる」と述べた、ということが批判を巻き起こしている。
イタリアで歓喜に沸く国民に向かって「集団ヒステリー」と言ってみればいい。どんな反応が起こるだろうか。時代を読めない政党や政治家は存在価値を失う。
旧来の自民党政権下のエネルギー政策から脱却し人類存続のためのエネルギー転換構想を示し復権を目指す機会だったのに…。残念。
fumio


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今朝の海外ニュースのトップはなんといってもイタリアの国民投票の結果発表だった。市民たちが道で跳び上がって踊りながら喜びを表していた。
投票率が50パーセントを下回ると無効になるのでシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相は棄権を呼びかけていたのだが
16年ぶりに投票率が50パーセントを超え57%で投票は成立。反原発票95パーセントで首相の狙っていた原発再開は不可能になった。
加えて首相、大統領、上下両院議長に在職中の刑事免責特権を与える免責法も否定されこれから首相は17歳少女買春疑惑など抱える多くの案件で裁判所に10日に一度は出頭せざるを得なくなったという。
福島の原発事故以来ドイツ、スイス、イタリアと反原発脱原発の波は世界を巻き込んでゆくがはたして全世界を脱原発にもってゆけるのか。
fumio

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