すべては尺八で始まった

わたしが初めて触れた楽器は尺八だった。隣の家のご隠居さんが自分はもう吹かないからと言って、中学生のわたしにくれたのだ。楽器というよりただの竹の棒に穴を開けてあるだけのようでさっぱり音が出なかったが歌口に口を当てて息の入れ方を変えて果てしなく吹いているうちになんとか音が出るようになった。音が出ると曲を吹きたくなった。簡単ないわゆるヨナ抜きの曲は尺八の音階でも吹けるようだった。クラスメイトの女の子が、その頃流行っていた「北上川夜曲」が好きだというので家で練習した。そして学校に尺八を持って行って放課後その子の前で吹いてみせた。それがわたしが人前で楽器を演奏する最初だった。宿直の先生が教室から流れてくる尺八の音に不審げに見回りに来たが別に何も言わず去って行った。そしてわたしは大人になってギターやブルースハープ（ハーモニカ）、ベース、シンセサイザーなどの楽器を弾いて人前で歌うことになったのだがそのすべての原点が尺八だった。
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水面に書いた物語」のダンスアニメ動画

「今週のアクセス聴取ランキング」で今年２０１４年の年初から２週「水面に書いた物語」が首位を続けていたのでそのダンスアニメ動画を制作し始めて昨日やっとできあがったのでどうぞご視聴ください。お待たせしました。
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インプラントしたボルトの頭出し手術

昨年１２月６日に門歯の２個のボルトのインプラント手術をしてから一か月以上経過したので昨日２８日午後３時の予約で歯科クリニックへ。
インプラントしたボルトの頭出し手術。まず助手が歯茎の前と裏に麻酔剤を注射。麻酔が効いた頃を見計らって院長がやってきて歯茎の切開。上顎の骨に埋め込まれたボルト２本が顔を出す。インプラント手術がうまくいったので経過が良好で治り方が良いと院長は自画自賛。出血が少なかったので縫合はしなかった。夜まで歯茎から血が出たが今朝は止まっていて一安心。
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「弘法さん」

昨日のテレビ東京「Ｙｏｕは何しに日本へ？」という番組で京都の東寺の骨董市を紹介していたのでなつかしかった。
東寺では祖師空海入寂の３月２１日を期して毎月２１日に御影堂で御影供（みえいく）が行われ、「弘法さん」と呼ばれる縁日となっている。その日には 境内のすぐ横まで露店が出て、骨董・古着・がらくたなどが売られていた。わたしも家が近かったので歩いて出かけてインバネスという昔の外套を買ったりした。とにかく「弘法さん」で売っているものは古いので何もかも安かった。現在は観光に訪れる外国人も多いらしい。空海はあの賑わいを空からほほえましく見守っているのだろうか。
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ジャスティン・ビーバーの逮捕

このところ海外ニュースを見ていると２３日、飲酒運転などの容疑で逮捕されたカナダ出身の人気歌手、ジャスティン・ビーバー（１９）のことをよく採り上げている。ジャスティン・ビーバーは２３日未明、マイアミビーチの住宅地の公道で黄色のランボルギーニに乗り、赤いフェラーリとレースをしているところを警察に摘発された。かれは「いくらか酒を飲み、マリファナを吸ったほか、何らかの処方薬を飲んだことを認めた」という。米国では州や市によって飲酒可能年齢は変わりマイアミでは、21歳末満の飲酒は法律上禁止されている。警察は普通の車はあまり止めないが派手な車は優先的に止めて飲酒運転や盗難車かどうかを調べる。マイアミビーチの住宅地の公道でスポーツカーでレースするのは逮捕してくださいというようなもの。１９才で成功して大金を得てその使途は車と薬だったらしい。最近事務所のスタッフを入れ替えたところだったというのは入れ替わった現在のスタッフには若殿のご乱行を止められなかったということだろう。社会奉仕も釈放の条件に入っているから２０才を超えて世の中を見る力も備わってくると本物のアーチストに成長するのだろう。
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今週のアクセス聴取ランキング

私的カウントダウン、アルバム「水面に書いた物語 」、「プロセス」、「カリフォルニア・サンシャイン」、「ひかりのくにへ」と 「現代の愛 」シリーズとインストルメンタル曲集「夢神楽」などの今週のアクセス聴取ランキング
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1月17日（金）～1月24日（金）
ヒット数358件中　　
順位前週前々週　
第１位（1）<2>祭りの夜
第２位（6）<5>はるかなるメロデイ
第３位（-）<->今すぐに
第４位（2）<3>夢の旅
第５位（3）<1>水面に書いた物語
第６位（13）<7>ラスト・ランデヴー
第７位（-）<->月とラクダ
第８位（7）<15>小舟がひとつ
第９位 (4）<4>あやかしのまち
第１０位（-）<->Wake you
第１１位（-）<->水の中で
第１２位（5）<8>そしてなにが残った
第１３位（12）<17>素顔のマスカレード
第１４位（22）<->Good-bye Sue
第１５位（19）<12>ＳＴＡＹ　ＷＩＴＨ　ＭＥ
第１６位（-）<->女優(スター)
第１７位（8）<10>わんだふるわーるど
第１８位（10）<25>雨の日のデート
第１９位（11）<9>マイ・スィート・ライフ
第２０位（14）<11>軽々しく愛を口にしないで
第２１位（15）<13>ときめきＦＡＬＬ　ＩＮ　ＬＯＶＥ
第２２位（17）<->モニカの朝
第２３位（21）<->少女ゆーろ
第２４位（25）<->All right girl
第２５位（-）<->UFO Rock

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今週の注目曲は第３位に飛び込んできた今すぐに。ユーチューブではよく聴かれているけれどこちらではこんなに上がったのは初めてのこと。ご愛聴感謝。
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都知事選告示

昨日２３日、小泉元首相の仕掛けによって争点が脱原発になり、２０２０年の東京五輪開催などで注目の東京都知事選が告示された。
自民、公明両党が支援する舛添要一氏（６５）。政党の推薦を受けない姿勢だが、民主、生活、結いの党が勝手連として支援する細川護熙氏（７６）。共産、社民両党が推薦する宇都宮健児氏（６７）などが有力候補者としてメディアによく採り上げられている。脱原発を掲げて立候補した細川氏にとって３年間の民主党政権に対する国民の失望と怒りはまだ治まっていないので支援や推薦に勝手連であっても「民主」と書かれると当選の可能性が消えるので民主党の支援は迷惑だろう。脱原発は宇都宮健児氏が元々強く主張していた。舛添要一氏は脱原発にあまり触れないが、自民党で脱原発を掲げるエネルギー政策議員連盟（代表世話人・河野太郎副幹事長）が23日、政府が２月以降の閣議決定を目指すエネルギー基本計画に向けた提言をまとめ、原発をこれまでの「ベース電源」という位置づけから「過渡期の電源」と表現を変更した。虚々実々の駆け引きでだれが勝利するのか楽しみ…。
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「Don't stop believin'」（信じることをやめるな）

昨夜の「ＳＯＮＧ　ＴＯ　ＳＯＵＬ」はジャーニーの「Don't stop believin'」を採り上げていた。この曲は2013年7月13日、静脈注射によるヘロインの使用とアルコール摂取による混合薬物中毒のため31歳で急逝した、フィン・ハドソン役のコリー・アラン・モンティス（Cory Allan Monteith ）が出演した大ヒットドラマ『Glee』で使用されたことで現代の若者にも有名になった。この「Don't stop believin'」というポジティブな題名はジャーニーのキーボードのジョナサン・ケインがロサンジェルスにきてがんばっても芽が出ないのでシカゴに帰ろうかと思って父親に電話した時、「Don't stop believin'」（信じることをやめるな）と励まされたことからできたという。子を思う父の真情がこもったメッセージだったのだ。そのメッセージでジョナサン・ケインは音楽をあきらめず成功した。世界中の人々に勇気を与える名曲となったのは当然だったのかもしれない。
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キャロライン・ケネディ駐日米国大使 のツイッターで盛り上がり

キャロライン・ケネディ（CarolineKennedy）駐日米国大使 の 1月18日のツイッターに
Deeply concerned by inhumaneness of drive hunt dolphin killing. USG opposes drive hunt fisheries(米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています。）という意見が表明されたことに対して和歌山県の仁坂吉伸知事は２１日の記者会見で、イルカ類は国際的な規制の対象外だと指摘して「世界的に資源がなくなるのでなければ、相手の立場を認め合うのが文明の知恵だ」と反論した。イルカの追い込み漁は、日本では和歌山県太地町で行われ、2009年に映画「ザ・コーヴ」が公開されて、海外から強い批判を受ける事になった。
今朝のドイツのニュースでも和歌山県太地町のイルカの追い込み漁の問題を採り上げ、グリーンピースの立場からイルカがどのように殺戮され何ユーロという高値で取引されていると報じていた。
いつも日本の捕鯨に対して強い非難を浴びせる国オーストラリアの多くのスーパーマーケットでは、様々な形でカンガルー肉が販売されてオーストラリアでの年間消費量は約4000トン。カンガルー肉の輸出は、ドイツ、フランス、イギリスなど、ヨーロッパでの年間消費量は、2008年には約1万1千トン。イルカは知的でかわいいからかわいそうで牛、豚、羊、カンガルーはかわいそうでないのだろうか。犬や馬はどうか。その国の人間の都合で基準はどんどん変化しそう。人類全体が菜食主義になるまで議論は終わらない。
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洋楽ポップソングのリズムの流れ

このところユーチューブにアップロードしてある今すぐにがよく聴かれている。ふた昔前の洋楽ポップソング風のアレンジなのでなつかしいのだろうか。あの頃はゆったり時代が動いていた。ヒットチャートもひとつの曲が何ヶ月もベストテンにとどまっていた。毎週聴いて歌詞を覚えるゆとりがあったけれど今は題名も記憶しないうちに消えてしまう。リズムもことばもいそがしくなってゆく。洋楽はジャズの４ビートからロックの８ビートへ、そしてヒップホップの１６ビートへと変化してきたがいつか３２ビートになる日がくるのだろうか。
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神の怒り

　米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設受け入れの是非を問う、沖縄県名護市長選が昨日１９日投開票され、移設反対派の現職・稲嶺進氏（６８）（無＝共産・生活・社民推薦）が、受け入れ推進派の前自民党県議・末松文信氏（６５）を破って再選された。これは１月８日の琉球新報に「私たちは、沖縄の人々による平和と尊厳、人権と環境保護のための非暴力のたたかいを支持します。辺野古の海兵隊基地建設は中止すべきであり、普天間は沖縄の人々に直ちに返すべきです。辺野古移設中止を」という海外識者２９人の声明が掲載されたことが大きかったとみられる。戦時下でも植民地でもないのに同盟国といえど他国の環境を破壊し無理やりに軍事基地を作る米国の政策自体が今の時代にそぐわないのだ。問題は米軍基地の移設受け入れの容認と反対ではなく戦勝国の軍事基地を戦後７０年近く経過しても国内にいまだに抱え続けていることにある。いつまでこの状態を続けるのだろうか。
ウイキペデイアによると１９９１年に米軍基地を自国内から追い出したフィリピンではこんなことがあった。
1991年4月、基地の使用期限延長に関する交渉中、ピナトゥボ山が活動し始め、ピナトゥボ山の火砕流や火山灰が積もって出来た平野にあるクラーク空軍基地の兵員の大半とその家族はスービック海軍基地へ避難した。噴火のピークの6月15日には、火砕流が基地の敷地にも侵入したので米軍はクラーク空軍基地を放棄し、スービック海軍基地と共に1991年11月26日にフィリピン政府に返還した。基地存続派にとってはピナトゥボ山の噴火は神の怒りとしか思えなかっただろう。
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今週のアクセス聴取ランキング

私的カウントダウン、アルバム「水面に書いた物語 」、「プロセス」、「カリフォルニア・サンシャイン」、「ひかりのくにへ」と 「現代の愛 」シリーズとインストルメンタル曲集「夢神楽」などの今週のアクセス聴取ランキング
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1月10日（金）～1月17日（金）
ヒット数444件中　　
順位前週前々週　
第１位（2）<3>祭りの夜
第２位（3）<4>夢の旅
第３位（1）<1>水面に書いた物語
第４位 (4）<15>あやかしのまち
第５位（8）<10>そしてなにが残った
第６位（5）<8>はるかなるメロデイ
第７位（15）<21>小舟がひとつ
第８位（10）<6>わんだふるわーるど
第９位（6）<5>ごめんなさい
第１０位（25）<19>雨の日のデート
第１１位（9）<2>マイ・スィート・ライフ
第１２位（17）<18>素顔のマスカレード
第１３位（7）<13>ラスト・ランデヴー
第１４位（11）<7>軽々しく愛を口にしないで
第１５位（13）<25>ときめきＦＡＬＬ　ＩＮ　ＬＯＶＥ
第１６位（-）<->UFO Rock
第１７位（-）<->モニカの朝
第１８位（-）<->夜明けの鐘が鳴る
第１９位（12）<->ＳＴＡＹ　ＷＩＴＨ　ＭＥ
第２０位（22）<22>ハローマイラヴ（わが地球）
第２１位（-）<->少女ゆーろ
第２２位（-）<->Good-bye Sue
第２３位（-）<->マホロバ回帰
第２４位（-）<->愛し疲れて
第２５位（-）<->All right girl

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２０１４年度は年初から２週水面に書いた物語 が首位を続けていたが今週は昨年の暮れのように祭りの夜 が首位を奪い返した。今週目立つのは第７位に上がってきた小舟がひとつ。こんなストーリー性のある曲を見付けて多く聴かれているのは珍しいこと。ご愛聴感謝。
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電子アンクレット

昨日のワールドＷＡＶＥアジアの韓国のニュースで韓国内の性犯罪が減少したと報じていた。その原因のひとつとして電子アンクレットの導入をあげていた。性犯罪者の足首にＧＰＳ機能のついたアンクレットをつけるのだ。そうすることで性犯罪者がどこに行こうと監視できる。
これは2002年10月18日、米市民的自由連盟(ACLU)が承認したことで注目された、近隣の犯罪容疑者や犯罪歴のある人間たちの動きを追跡する電子追跡システムのひとつとみられる。米国では子どもをねらう性犯罪者が学校の校庭に入り込むと警察に通報するようにGPSシステムをプログラムしている。最新技術は意外なところで使用されて役に立っているようだ。日本では徘徊老人に使用されている。
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Ｂ級１組11回戦

今日は第72期名人戦・順位戦　Ｂ級１組11回戦が行われる。
現在までの成績は、豊島将之七段 8 勝2敗 、 広瀬章人七段 7勝 2敗 、 阿久津主税七段 7勝 2敗と３人がリードしている。それを松尾　歩七段 が6 勝3敗、丸山忠久九段 も6勝 3敗で追っている。
１３戦中９勝すればＡ級入り当確のよう。Ａ級からふたり陥落して入れ替わる。Ａ級は１０人で敷居が高く家賃が高い。やっと敷居をまたいでも3勝から４勝という安そうな家賃がなかなか払いきれなくて翌年Ｂ級１組に陥落してしまう棋士が多い。日本で一番強い棋士たちの戦場なのでそこで毎年戦い続けるのはすごいことなのである。今年の四月にはその戦場に豊島将之七段 、 広瀬章人七段 阿久津主税七段、松尾　歩七段 、丸山忠久九段のうちのふたりが参戦しているのだ。楽しみ…。
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谷川浩司九段Ａ級陥落

最近の将棋界の話題で一番大きいものは、日本将棋連盟会長で十七世名人の資格を持つ谷川浩司九段（５１）のＡ級陥落である。谷川九段は１９８２年から、名人５期を含めて連続３２期在籍していたのだが、今期１勝６敗で、２戦を残して陥落が決まった。日本将棋連盟会長職の重責と現役棋士の最高峰、Ａ級棋士という二足のわらじがいつまで続くかと注目されてきたがついに来期からＢ級一組で指すことになった。最近は「光速のヨセ」と称された終盤力をあまり見せることがなくなってきていた。日本将棋連盟会長としては戦うより和睦して味方を増やしてゆくことが求められるのだろう。
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