95/11/09はじかみの色立つ午後、酒匂(サカワ)の戒めが解かれる…十種神宝
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どういうわけかこのメッセージがまだ浮かび続けた。前回の解読ではまだ不満な部分があるらしい。
「はじかみ」を生姜と考えて「端赤み」とするなら赤い色が立つ午後ということになる。
2011年3月11日、午後2時46分、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)によって福島県福島第一原子力発電所に水素爆発の赤い色が立った。そして原子炉の炉心は溶融し「端赤み」の状態となった。
それでは酒匂(サカワ)とはなにかとウイキペディアを検索すると
「酒匂(さかわ)は、太平洋戦争中に建造された日本海軍の軽巡洋艦。阿賀野型の4番艦。戦争末期に竣工したため、作戦参加の機会もなく太平洋戦争終戦時は最後の水雷戦隊旗艦として舞鶴にて無傷で残存していた。終戦後は復員船として活動した。」
「1946年2月25日に特別輸送艦の指定を解除されたあと、核実験(クロスロード作戦)の標的艦として戦艦「長門」などとともに、横須賀でアメリカ海軍に引き渡された。日本海軍乗員による操縦指導が東京湾で行われたが、意思疎通不足によって主蒸気管が締められないままタービンのクラッチが切られ、タービン1基が暴走して破損し3軸運転となった。ビキニ環礁への移動にも日本兵の添乗が求められたが、日本兵が断ったため、アメリカ海軍兵員によってのみ行われた。
1946年7月1日 ビキニ環礁で行われた核実験では、艦のほぼ上空で爆弾が爆発し、その強力な爆風により艦橋より後方の構造物がすっかりなぎ倒される。7月2日、丸一日近く炎上した後に沈没した」ということである。
つまり酒匂(さかわ)は日本海軍の軽巡洋艦として建造されたが、1946年7月1日のビキニ環礁で行われた核実験(原子爆弾の実験)の第一実験(ABLE)の標的艦となり沈没した。酒匂(サカワ)の戒めとはそんな戒めだった。
福島県に赤い色が立ったことで酒匂(サカワ)のような核による人類壊滅の戒めが解かれた。この原発事故を教訓にして各国に原発や核兵器廃絶の意識は高まる。人類は今回こそはこの原子力の時代を乗り越えねば…。
fumio
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