2009年3月に安倍晋三氏は熊野三山を巡礼してそのバックアップを受けて政権復帰を果たし、現在首相と全閣僚が同じ人員の内閣として、戦後最長記録を更新しているが、その熊野三山とは熊野新宮、本宮、那智大社でそのそれぞれの祭神はスサノオ、ニギハヤヒ、イザナミとなっている。安倍首相は今回の安保国会に臨む前に本宮にご挨拶に行っている。土俵に上がって塩を撒き、四股を踏んで神々への挨拶を済ませているのだ。野党は衆議院では作法も知らずただ土俵に上ってつっかけて空かされて土俵の向こうに跳び出てしまうだけだった。野党側も参議院の論戦に際して熊野三山に参拝して神々に挨拶を済ませなければ勝ち目はない。あなたが先生ならいつも挨拶に来るけれどロクでもないことをしでかす喧嘩好きの不良と挨拶に来ることもなく敬意を示さず無視する優等生とどちらを応援するだろうか。野党支持者は支持する野党のリーダーに熊野参拝を奨めなければ参議院の60日ルールで法案は成立してしまう。その時70年続いた平和国家は軍事国家化してゆく。野党の指導者が安倍首相と同じ程度の挨拶をスサノオ、ニギハヤヒ、イザナミに対して行えばまだ逆転の可能性はある。かれらは参拝して挨拶する相手はだれでも応援するのだから。
fumio
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