monologue
夜明けに向けて
 



信じようと信じまいとサイリュートの記憶をそのまま辿って絶滅することを止(や)め、ドラゴンボールを掌中にしてわれわれは進化する。そして新たな歴史を創めることになる。それは前回のアトランティスのあった位置ではないが別次元に移動してあったアトランティスの主要部のアーカイブを解いた場所よりスタートする。
fumio


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現人類はサイリュート文明を模するために地上に蒔かれたのではなく進化のためであった。それでもサイリュートと全く同じことをして様々な時代を経て進んできた。そしてついにすべての生き物を巻き添えにして絶滅するだけの最終軍事力を持ってしまったのでこのままゆけばサイリュートの失敗を踏襲することになる。
進化の種になるドラゴンボール(竜球)を人類が手にするには一旦手を開いて今握りしめているものを離さなければ掌中にできない。無一物より新たなプロジェクトは始まる。
fumio



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アトランティス文明の先端科学が進みすぎて地球に危機が訪れ地球を救うためのやむを得ない水没の後、いよいよわたしたちの祖先であるヒューマノイド型地球種人類の種が地球に蒔かれて新たな文化文明を構築したのだがミーファーストの争いの果てに回復不能なほど地球を汚染してしまった。その文明は龍(ポセイドーン)の都であったアトランティスのような文明を目指していたので再龍都(サイリュート)と呼ばれたがその時代の穢れやトラブル原因を水没によって洗い濯いだあとヒューマノイド型地球種人類の種が再び蒔かれた。それが現人類なのである。現人類はサイリュートと全く同じことをしてここまで進んできた。前回の失敗を繰り返してはならない。
fumio

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オリオン座ベテルギウスに派遣された宇宙神霊の波動と宇宙エネルギー中枢のハーモニーによって、物質化した人類は約87万年前に銀河系宇宙太陽系の現在の地球に転生してまずアトランス文明を構築した。それは巨岩(ジャイアントロック)、ポセイドーン意識によって統治される華麗な時代だった。
fumio

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シリウスから約100万年前に天の赤道上、おうし座の東のオリオン・アソシエーション、オリオン座オリオンの肩あたりの赤いα星ベテルギウスに派遣された宇宙神霊の波動と宇宙エネルギー中枢のハーモニーによって、人類は物質化した。
そして、銀河宇宙太陽系の現在の地球に現人類が転生したのは約87万年前であった。
fumio

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M42  


現地球が最終手段としての水没後使用不能に陥った時、現人類をどこかに移動してそこで新世界を構築することになる。その場所は太陽系第三惑星地球から1500光年離れたバーナード・ループ散光星雲の内側、オリオン・アソシエーションオリオン座M42大星雲である。そこに生物育成の土台となる地球の役割を担うことが可能な新たな惑星が生成されているのだ。しかし70億を超えるまでに増加した人々全ての受け皿にはなりえない。
fumio

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銀河系宇宙太陽系の重要な構成メンバーである第三惑星地球が使用不能に陥って膨大な数えきれないほどの生命を育む惑星としての役割を果たせないとなればどうすればいいのか。
fumio

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温暖化ガス、核のゴミ、パンデミック、戦争などで汚染され過ぎた地球存続のための最後の切り札とされる水没が不可避となって、トラブルすべてを洗い禊(みそ)いだあと、過去にすでに二度のデイメンションジャンプを経験している地球は疲弊が重なって三度目のデイメンションジャンプには耐えられない。今回サイリュート文明の二の舞を犯して前のように水没してしまうと今度はデイメンションジャンプによって地球が起動できないのだ。
fumio

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アトランティス文明、サイリュート文明、を経て現代の文化文明を構築してきた人類はこれからどのように進めばよいのかが大きな問題なのである。以前の失敗をくりかえしてはいけない。ミーファースト国家同士が軍拡競争に陥ればサイリュート文明の終焉をデジャブのように再現してしまうことになる。ところが今回は水没という切り札は使えないのだ。
fumio

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現代  


巨岩(ジャイアントロック)と呼ばれるポセイドーン意識は新たな文明の土台となる再生地球に新たなる文化文明の種を撒いた。それがわたしたちが今現在ともに生きている現代文明(モダーン・シヴィライゼイション)なのである。
fumio


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再開  


そして水没後、禊を終えた地球意識の二回目のデイメンションジャンプが図られてようやく生命を育む惑星としての再起動が達成したのである。
fumio

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膨大な放射性降下物に覆われて地上の全生物が死に絶えても地球そのものが生命を育む惑星としての役割を終えたわけではなった。地球救済委員会は、生きとし生けるもの全てを絶滅に導いてしまったヒューマノイド型高等生物、地球種人類や汚染物質などを一旦水没によって洗い流して禊(みそ)いでからデイメンションジャンプによって地球を起動するという方法をもう一度採用することにした。水没はアトランティス以来二度目になるので地球の疲弊が重なり再起動の余力が残るかどうか、が問題だったがリスクは承知で挑戦的に水没に踏み切ったのだった。
fumio

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各国の軍需産業が最終兵器開発を推し進めるための根拠として、なにかが起きて核攻撃を受ければ自動的に地上の全生物が絶滅するようなシステムを構築しておけば相手は自国にも被害が及ぶことになるから自殺に近いような核攻撃をすることに恐れを抱いて簡単には攻撃してこないだろうという想定を基に大きな核抑止効果があるとしていた。
それは国によってシステマ・ピリーミトル(英名デッド・ハンド Dead Hand)などと呼ばれ
突然核攻撃を受けた際、人間では対処不可能に陥るので原爆、水爆、高出力熱核爆弾その他の究極爆裂装置をAIコンピューターでつないでおいて核攻撃を感知すると自動的に起爆して地上のありとあらゆる生物を死滅させてしまうシステムだった。残念ながら最終兵器は核抑止には役に立たなかったのである。
fumio


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しかしながら原爆を起爆装置として使い圧倒的な威力を持つ終末兵器として使用された「コバルト爆弾」が起爆した際に放出されて全世界を覆った膨大なコバルト60は半減期が約5.27年でγ線を放射したのでその間に全生物が死滅してしまっている。
fumio

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失敗  



サイリュートは残念ながら失敗だった。イデオロギーと宗教の対立による戦争が勃発してしまったのである。

危なすぎるので永久使用禁止と決められていたはずの最終兵器が精神レベルの低い指導者の命令によって使用されてしまった。国のリーダーとなるにはそれなりの修行が必要なのだ。修行もせずにダイナステイ(名門王統)継承や権力闘争によって支配者となれば精神が伴わないままなのでつまらない、いざこざや意地の張り合いによって人類ばかりではなくあらゆる生物を絶滅へ導くことになるのだ。

地球は想像以上に汚染されていた。再び多くの生物が共存できる美しい惑星ではなくなったのだ。
どうすればいいのか。地球救済委員会が急遽招集されたが選択肢は少なかった。再び水没によって急場を凌ぐことになった。そんなことをしていいのか。その惑星の生命力の疲労困憊が限界に達して再起動できない恐れがある。宇宙のゴミとして銀河系を永遠に漂う星にしていいのか…。委員会は紛糾した。
fumio



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