昨夜のNHK BS1「地球アゴラ」でオーストラリアの第二の国歌とされる「ワルチング・マチルダ」 "Waltzing Matilda"を採り上げていた。これは1895年にジャーナリストのバンジョー・パターソンが、クリスティナ・マクファーソン (Christina Macpherson) という女性の歌ったメロディに歌詞をつけたもので歌の意味は「スワッグマン(Swagman, 放浪者)がビラボン(沼の)のそばに野宿していると、羊が水を飲みにやって来たので捕まえて食べ、残りをマチルダと名付けた「ずだ袋」に入れた。やがて、3人の警官がやって来て捕まえようとしたところ彼は「You'll never take ma alive. お前らに生きて捕まるもんかと言って、沼へと跳びこんだ。」というストーリー。最後の入水自殺のところで開拓時代に思いを馳せて人々は盛り上がるという。オーストラリアというと鯨やイルカの愛護を声高に叫んで日本と対立する国というイメージがあるので「ワルチング・マチルダ」のストーリーは意外だった。
fumio
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