わたしの使用したギター類について記しておく。
最初は、ナルシソ・イエペスの「禁じられた遊び」がブームになった時、クラシックギターを「十字屋」で父に買ってもらった。やっと弾けるようになってしばらくしてエレキブームになるとまた「十字屋」でヤマハのエレキギターの最新モデルを買ってもらった。そして就職してやっと自分で買えるようになると日本のギターの音に飽きたらずワタナベ輸入楽器店でイタリア製のEKOのアコースティックギターを購入した。これはサイドギターとしてリズムを刻むとドライヴ感がでた。そしてローリングストーンズが「レデイ・ジェーン」や「アンジー」でアルペジオに使用しているのが「ギブソン・ハミングバード」だったのでワタナベ輸入楽器店に出向いて頼んで買った。20万円(当時の給料は1万6千円)だったので弟と半分ずつ出し合った。それで渡米後、NBCの看板テレビ番組「ゴングショー」でこの「ギブソン・ハミングバード」を弾きながら「ジョージア・オン・マイ・マインド」を歌ったのだった。その後ベースを弾くために中古フェンダー・プレシジョンモデルを中古楽器の良品があると雑誌に採り上げられていたロサンジェルスの質店(ポーンショップ)で買った。これはさすがフェンダー、重くてしっかりとした音がした。そして弾き語り用に黒人背年から中古のギブソン・レスポール・ナチュラル・モデルを買った。これは甘く繊細ないい音がした。ロックバンド、ボストンのギターのように様々なエフェクターをかませるとシンセのような音がした。帰国直前まで愛用したものだった。
fumio
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