前回の「Song to soul」はショッキング・ブルーの「ヴィーナス」を採り上げていた。「ヴィーナス」について以前書いた記事を引用しておく。
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「シュメールのニネペの王立文庫廃虚で見つかった円盤形の粘土板に「kakkabSIB・ZI・AN・NA…アンナの使節…神イシュタル「神ニニ(NI・NI)監督者の降下」などと書かれていた。イシュタルとは銀色の宇宙船に乗って天から地球へ飛来したイナンナすなわちローマのヴィーナスのこと。
シュメール神学には神の後継者、エンリルによって天(Ekur)で構成され弟エンキに与えられた、芸術、技術、文明などをひろめる力をもつメー(ME)という重要な概念があった。エンキはそのメーの守護者と呼ばれる。エンキはかれの礼拝センター、エリドウから始めてウル(Ur)やメルーハ(Meluhha)やディルムン(Dilmun)にメーをもたらした。女神イナンナはわずかしかメーをもらえなかったのでエンキを酔っぱらわせて、合わせて94のメーを得る。宇宙飛行のための装備や技術的なメーを得たのでイナンナは宇宙船に乗って天から地球へ飛来したのだ」
このような経緯でヴィーナスは地上に降りたことになっている。その女神を歌った歌が何度もヒットしているのは興味深い。
わたしもギターでなにかやってくれといわれると思わず「ヴィーナス」のEmAのリフを弾いて歌ってしまう。しかし「ヴィーナス」そのものであったような歌手マリスカ・ヴェレス(マリスカ・フェレス)(Mariska Veres, ハンガリー語: Veres Mariska ヴェレシュ・マリシュカ)が2006年にガンで亡くなっているというナレーションがあった。残念、合掌…。
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