monologue
夜明けに向けて
 



昨夜の「SONG to SOUL」は10ccのアイム・ノット・イン・ラヴを採り上げていた。好きなバンドでアルバムはよく買ったけれど「10cc」というバンド名の由来は、男性が一回に出す精液の量が4人分で「10cc」というのでだれがそんなものを試験管で量ったのかと変な気がした。誰かが言ったデタラメが面白いのでひろまったらしい。この曲のゴージャスなバックコーラスはメロトロンを使用したのではないかと言われていたが実際にはグレアム、ケヴィン、ロルの3人が「アー」と歌い、録音したテープをループしてなんと624トラック分に編集したという。ライヴではとても再現できないコーラスである。アーティストは常に新しいものを目指すので宮下富美夫は米国時代メロトロンを持っていたがテープ音源のオルガンのようなこの楽器は多くのテープの扱いが煩雑でライヴに使用できないと言って結局ライヴには使用しなかった。「10cc」も現在ライヴではシンセサイザーその他の機器で代用しているのだろう。
fumio

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