今日は1947年5月3日に日本国憲法が施行されたのを記念して制定された、憲法記念日(けんぽうきねんび)なので憲法についての議論があちこちで盛り上がっている。特に自民党や維新の会が憲法96条をまず改正しようという動きを見せていることが識者の気にかかっているという。
憲法とは権力者による権力の濫用を規制する道具のはずだが、憲法96条をまず改正して国会の3分の2ではなく過半数の賛成で改正できるようにするのは泥棒が自分を縛る縄目をゆるくするようなものらしい。権力者である政治家は自分たちを管理する憲法を簡単に変えてしまいたいのだろうがたまたま時の勢いで政権を取った権力者が憲法を過半数の賛成で都合の良いようにどんどん変えてしまうのである。51%が賛成すればあとの半分が反対する危うい憲法も通ってしまう。議員の半分がダメと言うことが憲法として施行されていいのだろうか。
fumio
| Trackback ( 0 )
|