透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

初めての雪と新北のうた暦と

2022-11-16 21:03:27 | 日記

晴れ時々雨時々雪。最低気温−3.4℃、最高気温6.1℃。

雪が降る

雪のち晴れ

ついに、この地に雪が降りました。今のところ、積もってはいないのですが、明日の朝には一面真っ白になっているかもしれません。

そして、本日の北のうた暦の掲句です。

「木枯へ胸の火を吹く硝子工」

小樽の街が舞台のようで、ガラス製品作りをしている「硝子工」が取り上げられています。

小樽の街のガラス製品を観光客に交じって手に取ったことがありました。美しい光彩を放つガラス製品は繊細さゆえに細心の注意を払ったという記憶があります。

そのガラス製品は小樽で昔栄えたニシン漁での浮き玉の流れを汲んでいると解説にありました。

歴史ある小樽の街に「木枯」が吹き、そこに「胸の火を吹く硝子工」の姿を思い浮かべることができるような句です。

また、勝手ながら「木枯」からは”冷”、「火」からは”熱”、「硝子工」からは”冷と熱”というような連想もできそうな気がしました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
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