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ビールのコーナー
北海道立図書館へ。1階ロビーの特設コーナーでは「絵本でオノマトペ」のテーマで各絵本が並んでいました。
そして2階では「美酒の大地」をテーマにビール・ワイン・日本酒・蒸留酒にまつわる資料が展示されていました。本日はそのビールについての展示をアップします。
というのも、北海道開拓の村でボランティアを始めた頃、開拓使が札幌に麦酒醸造所を設置し、日本で初めて日本人による国産ビールを誕生させたという物語に酔いしれたことがあったからです。
中川清兵衛、村橋久成、青木周三などが立役者となった、札幌でのビール醸造の物語。人のつながりの機微や特に中川、村橋の両氏が成功に向けて注いだ情熱の質量には驚くばかりです。
そして、本日の新北のうた暦は室蘭市の製鉄所で詠まれた作品だそうです。
冬の海に捨てられて漂う「溶滓(のろ)」と呼ばれる物質に折りかさなるように「たたむ波」。
先日室蘭へ列車で通り、かつて隆盛を誇っていたであろう鉄の街を歩いたことが思い出されました。
主力産業が衰退した街は判を押したようにシャッター街となり、寂しさというようなものが幾重にもコーティングされていく気がします。
それでは今日はこの辺で。
明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。