透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

野幌森林公園へ&新北のうた暦と

2022-11-21 20:52:47 | 日記

曇り時々雨。最低気温6.9℃、最高気温10.0℃。

午後から出かけた野幌森林公園。駐車場にはハイヤーを入れて5台の車しかなく、森の一部はいっとき貸し切り状態でした。

森の住人たち(動物も植物も)はきっとリラックスしていたのではないかと思います。

忘れていました。わたくしがお邪魔・・・。

 

本日の新北のうた暦の掲句にはオオウバユリが取り上げられていました。

今日、散策してきた森林公園内にオオウバユリの姿は影も形もなかったのですが、少し前に立ち枯れたこの花の姿を見ていて、記憶に残っています。

オオウバユリはユリ科の多年草で、7年ほどかけて花を一度だけ咲かせるのだそうです。アイヌの方々は根からでんぷんを採り、代表的な保存食として重宝していたとのこと。

7年間も黙々と準備を整えて、花を咲かせるも一度だけ、根にはでんぷんを蓄えてと底力を感じさせられました。

「うばゆりのたくましく枯れ立ちてをり」

オオウバユリに敬意を表しつつ、この句を読み返そうと思います。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
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