透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

雪が降る降る

2023-01-16 19:55:27 | 日記

雪時々曇り。最低気温−9.1℃、最高気温−5.1℃。

朝から花のような雪が降り、ふんわりと除雪が必要なほどに積もりました。

この後、雪は止んだり、降ったりを繰り返して只今、夜を迎えています。

今日はワタクシも朝と夕方の2回ほど除雪してきました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。句に詠まれた情景も気分もよく理解できました。

 

さて、今日で一月の半分が過ぎることになります。

当地では明日も一日雪の予報がでているので、

「悴みし五感を溶かすミルクティー」の気分を味わえそうです。

ティーではなく、我家では珈琲にミルクとなるのですが・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凍り付く日に

2023-01-15 19:36:36 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温−8.1℃、最高気温−5.7℃。

この時期としては暖かだった昨日とは打って変わって、厳しい寒さの真冬日となりました。

我家の前の通りはスケートリンクのようです。

午後から、その通りを歩いてきました。ペンギン歩きでバランスを取りながら歩くのは骨が折れるものです。ところどころにアスファルトが出ていて救われたものの、緊張の連続でした。

とはいえ、冷えた空気は澄んでいて、頭をスッキリさせてくれます。こういうところも記憶に残しておかなくては・・・・・・

道東に住んでいたことがあります。「雪やんでものの影濃し」という情景はなるほどそういうことがあったなと思い浮かべることができます。

ところで、道東で「卵売」が商いをしていたのはいつの頃を指しているのかな・・・。昭和30年代頃かもしれないな・・・などといろいろ想像を掻き立てられました。

北海道では雪との生活があと3か月は続きます。雪が様々な表情を見せてくれるのを眺めながら過ごす一日一日です。きっと何か意味があるに違いありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヤドリギ」の記事と新北のうた暦と

2023-01-14 19:59:59 | 日記

曇り。最低気温−1.4℃、最高気温3.9℃。

野幌森林公園内では私も度々ヤドリギを見かけることがありました。ですが、その実態がわからないまま今に至っておりました。

このコラムの情報はそのような私にとって、有難かったです。

ヤドリギは野鳥たちのお食事処になっていて、粘り気のあるヤドリギの種は鳥たちの糞とともに枝などにくっついてそこから芽吹いてい成長してくとのこと。

面白いと思ったのは、ヤドリギが宿主から養分を取り尽くしてしまわないところです。宿主が元気でいてこそ、ヤドリギは命を繋ぎとめることができて、宿主が枯れ果てるとヤドリギも枯れるというのです。あくまで、己の立ち位置をふまえ、宿主を超えない分相応なふるまいに留めているようなのです。

よくは分かりませんが、このように一見、他者の力がなければ生きていけないものも、それなりの役割があり、森は、というより、自然界は循環しているようなのです。

学生時代、生物は得意ではなく毛嫌いしていたのですが、今なら、興味を持てるものたち(植物でも動物でも)をよく知ろうとすることもできそうで、なおかつその中のいくつかとはお友達にさえなれそうな気がしています。

知的な空気が漂う立ち位置から、クールな目線とふくよかな想像力で整えられた掲歌。

「寒天にきらめく星の温度」を思い浮かべるのは「理科室」で季節は「冬」。

言葉はそれぞれ耳にしたことがある馴染みのものですが、それらの取り合わせから生まれる情景がとても新鮮で脳に刺さりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雀の水浴びと新北のうた暦と

2023-01-13 21:12:04 | 日記

晴れ時々曇り。最低婚−14.1℃、最高気温5.6℃。

最高気温が5.6℃まで上がり、道のあちこちに水たまりができていました。

車道の端にできた水溜まりでは、スズメ達が水浴びをしていて車が通るたびに飛びあがっては戻るを繰り返しています。その様子がめずらしくもあり、なぜ、車道の縁でなのと思いつつもスズメ達が飛び去るまで眺めていました。

急に暖かくなった日は特別なことをしたくなるのかもしれません。これは雀に限ったことではないようようにも思います。

そして、本日の新北のうた暦の掲句は「雪鴎何のついでに思ひける」です。

「雪鴎」という言葉も抒情的だなと思います。深々と降る雪の中を飛ぶ鴎という情景がすでに何かを物語っているようで惹きつけられます。

続いて、「何のついでに」という言葉が、解説にあるように「機知に富んだ日常的」なものであるゆえに、この句を際立たせているのだろうと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌へ

2023-01-12 19:49:37 | 日記

晴れ。最低気温−7.8℃、最高気温3.6℃。

雪解けが進んだ今日、久しぶりに札幌へ所用で出かけてきました。

JRで札幌駅に足を運んだのはいつ以来だったのか思い出せないほどです。西改札口付近に立つ「アイヌのエカシ(長老)像」を見るのも懐かしく思いました。

その付近の壁には、受験生に向けてのエールが書かれた黒板が貼られていました。そういえば、今週末に大学試験が予定されています。黒板の中央に太字で「がんばれ受験生!」とあり、私も思わず心の中でそうつぶやきました。

用事を済ませ、ランチタイムに「黒豚ねぎしゃぶセット」を頂き、エネルギー補給。

再び、JRで大麻駅へ戻り、水溜まりのできた車道そばを歩いて転ぶことなく我家へ。

鱈ルイベも搾りたての新酒も地物でと、ご当地愛に満ちた句にこちらの心も温まりそうです。

北海道にも地酒がたくさんあるようです。道内各地のお酒をすべて味わい尽くすにはそれ相応の心がけが要ることでしょう。

これは一歩一歩ではなく、一口一口かなと・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野幌森林公園と新北のうた暦の句と

2023-01-11 20:05:13 | 日記

曇り。最低気温−9.9℃、最高気温1.3℃。

習い事の帰りに、野幌森林公園まで足を延ばしてきました。大沢コースから桂コースを少し歩き、ふれあいコースを通って戻ることに。

最高気温がプラスに転じ、森は心なしかのんびりと寛いでいた様子でした。

そして、今日は鏡開きということで、お汁粉にして食卓へ。

神社という神聖な場所に赴いた後に吹雪に見舞われたと解説にあります。

吹雪は冷たい雪が激しく降りしきるホワイトアウトの世界です。この世とあの世の堺目が分からなくなるほどの吹雪。

「雪をんな黙ってゐれば歩が揃ふ」

幻想的な情景とともに不思議な感じが余韻として残る句だなと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しい朝焼けと新北のうた暦と

2023-01-10 19:07:40 | 日記

曇り。最低気温−8.3℃、最高気温−2.3℃。

美しい朝焼け

所用で新札幌へ。

久しぶりに夕鉄バスを利用しました。顔の部分のデザインに暖かさを感じ、懐かしかったです。このバス停では一日2便のみとなりましたが、それでも走ってくれるのは心強い限り。

車窓から見る風景は乗用車より高い目線からなので、新札幌までの数十分もまた楽しいひとときとなりました。

昨年の眼の手術で視力が上がり、遠くまで良く見えるようになったものですから・・・・・。

確かに人工の灯りは熱を発することがないのだと気づかされました。それが、「都会の夜が冷たい理由」となることに説得力があり、納得できます。

解説にあるように、「醒めた視点」を中心に据えた世界観とでもいうようなものに魅力が感じられました。

 

美しい朝焼けとともに始まった新年10日目。本日も穏やかに過ぎようとしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開拓者のより所

2023-01-09 19:20:39 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温−13.8℃、最高気温0.9℃。

 

大麻駅から徒歩約5分のところにある大麻神社まで歩いてきました。

境内に訪れる人はまばらで、お参りする時にはワタクシ一人という貸し切り状態でした。

お願いごとより先ずはお礼をと思い、日頃の感謝をお伝えしたところです。

神仏への信仰は薄い身ではあるのですが、年末年始などの折にはこうして足を運んでお参りしてきました。

最高気温がプラスに転じた今日は、境内をゆっくり散策。

今まで気づかなかったのですが、推定樹齢110年になるヒメリンゴの木が枝を広げていました。見上げると、びっしりと実をつけています。見事でした。

この木は平成18年、江別市保存樹木に指定されています。

明治期、開拓者の心の拠り所として創建されたことがこの神社の由来であると石碑に刻まれていました。

明治33年麻畑(現在の江別市大麻の一部)に最初に入植した福屋角助が大麻の小高い丘に「八百萬神」と記した角柱を建て祭りを行っている。
同年、大曲の平本与三吉の宅地にも小祠を建立し祭祀し、続いて明石石之助も小祠を建立し「十二錦山神社」として開拓者の寄りどころとした。
この3つの神社に、大正8年他地区にもあった小祠2柱を合祀し、現在の位置に本殿拝殿を御造営し社名を大麻神社と呼称し、この5柱神を「開拓祖神」として今日まで崇められている。

 

「初鏡」の際には「にこにこ」と声にすると、笑顔が自動的に作られるようです。

今年の「初鏡」ではなんという思いもなく鏡を手にしてしまったのですが、来年は心して「初鏡」に向かうことにしようかなと・・・・。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもの暮らしに

2023-01-08 19:05:14 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温−20.9℃、最高気温−6.5℃。

珈琲館にて(ホットケーキ&珈琲館ブレンド)

氷点下20.9℃という厳し寒さに見舞われ、ストーブの火力を最大にして数時間後、やっと室内が暖まりました。

午前、美容院へ。「一日だけ幸せでいたいなら、床屋に行け」というイギリスのことわざに倣えば、今日一日は幸せでいられたのでしょう。

美容院からいつものように商業施設内の珈琲館へ向かい、そこで一休みしてきました。込み合い始めたので、早々とお店を出ることに。

我家へ戻る途中、車を少し走らせて、野幌森林公園大沢口へ。駐車場が満車だったためか、一部の車は大沢口前の車道にまで溢れていました。

お正月からいつもの暮らしに戻りつつあるということかなと・・・・。

 

解説を読んで、手提げの対象者が誰なのかを想像しながらこの句に向き合うことになりました。

いづれにせよ、手提げに入れた10冊の本は、その方の心に何がしかの灯をともすのだろうと思います。

最近、集中力がなく、本を手にとってもなかなか読み進めることができなかったのですが、エネルギー補給のために1ページでも読もうかなと・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七草粥の日

2023-01-07 21:20:43 | 日記

曇り時々雪。最低気温−12.8℃、最高気温−3.7℃。

ふれあいコースから百年記念塔を眺め、野幌森林公園大沢口まで歩いてきました。晴れて青空が広がり、雪景色が映えます。

さて、今日は七草粥の日。無病息災を願った昔の人の知恵を盛り込んだ習いにあやかりたいと思います。

夜空には月齢14.7のお月様。今年最初の満月です。1月の満月はアメリカの農事暦で「ウルフムーン」と呼ばれるとのこと。

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を付けていたのだそうです。動物や植物、季節のイベントなど様々で、1月は「ウルフムーン(Wolf Moon  /狼月)」。

アメリカの農事暦は、先住民が季節を知るために名付けた各月の満月を、今に伝えているのだろうと思います。

ふと、日本の農事暦はあるのかな、各月に名前がつけられていたのかななど、どうなっているのだろうと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

除排雪のお仕事

2023-01-06 19:34:06 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温−8.6℃、最高気温−1.4℃。

今日は契約している業者さんの大型ダンプやブルドーザーなどが来てくれました。

除排雪車同士が息の合った仕事ぶりで、自宅前にできた雪山が次々に消えていきます。流れるような作業はあまりに見事で、目を見張らされました。

通りがスッキリして、車の運転もスムーズになりそう。

そして、明日の七草粥の日に因んだ句が掲載されていました。

「足らぬゆえ足らぬままにて七日粥」

北海道では七草粥に限らず、特に冬にはいろいろな場面で足りないものが出てくることが多いです。

ゆえに「足らぬゆえ足らぬままにて」という気持ちは、よく理解できます。

そこを工夫して乗り切ることで得難い達成感を味わうこともしばしばかと。これはワタクシだけかもしれませんが・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時というものは

2023-01-05 19:41:31 | 日記

曇り。最低気温−15.7℃、最高気温−2.2℃。

〈月齢12.7の月〉

今朝、北海道陸別では氷点下30.4℃を記録。これは今シーズン2回目の氷点下30℃台とのこと。1月に氷点下30℃台を2回記録するのは20年ぶりなのだそうです。

当地も氷点下15.7℃と冷え込みの強い朝でした。でも、ふつうに元気です。

夜の空には月齢12.7のお月様が雲間から一瞬顔を覗かせていました。

1日から帰省していた長男が神奈川県へ戻っていき、我家のお正月の第一ステージは終了です。

そして本日の掲句です。

「鏡餅飾ればそこが家の芯」

なるほど、その通りだと思わせられる作品です。「家の芯」という表現が的を射ているなと思いました。

さて、年が明けてからすでに5日目。

時は羽のように飛んでいくのか、水のように流れるのか、透明なのか、色がついているのか、よくは分かりません。けれど、たまに語り合える友のようであったらよいなと、この頃思います・・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダイナスティスキー場へ

2023-01-04 20:40:02 | 日記

曇り時々雪時々晴れ。最低気温−8.6℃、最高気温−6.1℃。

予定していた札幌国際スキー場へ向かうには路面の端が見えないくらいの吹雪模様だったので、北広島のダイナスティへ急遽変更しました。

これは大正解だったようです。こちらのスキー場へ続く道路はアスファルトがでていました。スキー場は青空が広がっています。

帰省中の長男と家人はリフトを14回ほど乗り、まだスキーに乗れない状態の私はロッジで過ごすことに。

我家へ戻った後、夕方には地元の温泉へ。雪の降りが激しかったので、通常60分は入湯するところを30分に切り上げたので慌ただしかったです。でも、やればできる・・・。

除雪をしなければならないほどの雪降りでしたが、本日もつつがなく終えようとしています。

今日も賀状が届きました。その中に「墨のにほひの立つ賀状」が1枚あったのです。そんなわけで、この句がより身近に感じられました。

「墨のにほひ」をは和の佇まいを連想させ、新しい年によく似合うなと・・・。

それにしても、今年は「賀状仕舞い」と書かれた年賀状が多かったです。昭和がまた遠のいていくような・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ふくらすずめ」たち

2023-01-03 16:23:32 | 日記

雪のち晴れ。最低気温−8.3℃、最高気温−4.6℃。

いつものように珈琲を淹れて始まった本日。

駅伝を見終えて、町内を散歩してきました。スズメたちが寛いでいる姿が遠くに見えたので、邪魔をしないようにズームにしてシャッターを切ったところです。

日射しはあったのですが、氷点下の冷気は肌に突き刺さります。スズメ達はふっくらして「ふくらすずめ」になっていました。

「ふくらすずめ(脹雀・福良雀)」を広辞苑第六版で引くと、「肥えふくれた雀の子。また、寒気のため全身の羽毛をふくらませた雀。」とありました。

雀は羽の中に空気の層を作って寒さを凌ぐのだそう。さらに集団で体を寄せ合って温め合っているとのことです。

仲間たちと息を合わせて行動するスズメたちは生きるすべを身に着けていて、つくづく賢いなと思います

また、ふくらすずめはふくふくとした佇まいから、食物に飢えることなく子孫繁栄を思わせることから縁起が良いとされているようです。

そして、本日の新北のうた暦の掲歌。

情景がすーっと浮かんできました。解説も読んで、味わいを深めているところです。

今日は約16㌢の積雪はあったものの、日中は青空も広がる好天。「ふくらすずめ」という縁起の良いものを見られたこともあり、心安らぐ新年3日目となりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神社参拝

2023-01-02 19:59:35 | 日記

晴れ時々雪。最低気温−9.3℃、最高気温−5.4℃。

新年2日目。

午前、歩いて10分ほどのところにある文京台神社へ。

社務所は閉じられていました。神主さんも巫女さんも不在で、おみくじもない寂しいものでしたが、鳥居をくぐったそこは神聖な場所です。礼を尽くして参拝してきました。

午後、昨日帰省した長男と家人と3人で義母のところに顔を出した跡、地元の温泉へ。寒風が吹きすさぶ外とは別世界の温泉でした。心身ともに温まり、のんびりとしたお正月2日目です。

 

それでは皆様、良いお正月を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする