sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

また蕎麦打ち&麦茶作り

2008-06-24 10:38:55 | 食べ物
  頂いた麦の穂

 昨日は肌寒い中 会社時代からの友人であるYさんら2名が我布野ダッシュ村へこられました、蕎麦をご希望ということでもう食傷気味の蕎麦をまた打ちました。

 どうせ打つなら認定訓練を兼ねてと700グラムは多いのは分かっていますが700グラムでそしてタイム計測も・・・今回は水量調整が分かっていますのであまり慌てませんでしたが仕上がりタイムは39分40秒ほどでした。

 出来上がりは少し硬めですがまずまずの出来です、更に打つ途中でも大きなミスは出ませんでしたが 小さな減点箇所は数点、本伸ばしのとき上の辺が真っ直ぐならなかったこと、12枚重ねの最初の3枚重ねで指先で生地を切るのが巧く出来なかったこと、包丁が通っていない箇所があったこと、そしてやはり手洗いを1回忘れてました。

 蕎麦はお客さまに美味しく食べていただきました、私は遠慮し??少しだけ食べ後はYさんの土産の長いものテンプラとビールで乾杯です。

 yさん達が帰られたあと「麦茶」作りの準備をしていたことを思い出し辛抱の作業を開始しました、事の始まりは先週の蕎麦の会の時 会長の梶原さんから麦の穂を頂いたことです、梶原さんも頂いたとの事ですが生産者の方は麦の茎というか稿が必要で麦の穂はいらないとのことでした。

 その不要??の麦の穂を手で一粒一粒にばらし琺瑯鍋で焙煎すれば自家製「麦茶」の出来上がりとなるのですが・・・・手で一粒一粒にバラス作業は辛抱の一言です、先般の経験では1時間で手のひらに少したまったなーの感じです。

 蕎麦の脱穀でも相当辛抱しましたが引けをとらない辛抱の子です・・・無心にばらしていて気がつきましたが麦の穂からひげのついた麦を一粒一粒にしていくと何かに似ているなー・・・・「ヒトの精子」です。
  ひげの付いた一粒一粒の麦  似ていると思いませんか?
 

 何かの本で精子の顕微鏡写真を見ましたがイメージがぴったりです違う点はひげがヒラヒラしてなくピンとしているところです、種の保存については植物も動物も似たようなところがあるものだと妙に関心しました、参考に写真付けておきます・・・似ているとおもいませんか??

 さて肝心の作業ですが2時間辛抱しましたが一向に進みません、「今日はこのくらいで簡便してやる」の思いで作業を終了しましたが実際は簡便してほしい状態でした、出来た製品は前の1時間分と合わせても写真のとおり麦茶1回分にしかならないでしょう。
  一粒づつにした玄麦 辛抱の子でした・・・

 
 焙煎、そして出来た麦茶の味は・・・残りの麦の穂を辛抱してばらしてから報告します。