
大手門側からみる。
播州の旅2回目は姫路城だ、あまりに有名で見学された方が多いと思うので、
写真中心に簡単にまとめたい。
姫路城、別名白鷲城は、白漆喰総塗籠作り5層7階建て、平成5年2月に世界
文化遺産に登録される。

大手門。
現在の姿は慶長14年(1609)池田光正の大改築によったものとされていて
400年以上経過している、この間戦火に見舞われることが無かった不思議な
城だ。
元々は1333年、赤松則村が姫山に砦を築いたのが始まりと言われ、以降13氏
48代の城主が守ってきた、大河ドラマの黒田官兵衛でも有名になった、官兵衛が
中国攻めの羽柴秀吉にこの城を献上したとされるのが1580年だ。

4階 石打棚、1階には石落としがある。


城内はこんな感じ、カメラが光をひらって明るいように見えるが、実際は暗くて説明版もよく見えない。


窓から、左は西の丸 百閒廊下、右は鯱。
そんな長い歴史を持つ姫路城、昭和の大修理に続いて平成の修理を昨年終えて
のリュニアールオープン、村長は初めて城の中に入った。
率直に言うと、外から見る白亜の優雅な姿からは真逆と言える、階段はキツイ
は暗いは、まぁ戦闘用の城だから当たり前なんでしょうが。

本丸(備前丸)から見ると、真下でこんな感じ。

そのすぐ横の備前門から出ていくと・・・

播州皿屋敷・・・のお菊の井戸だ。

その前の塀には狭間、ここから鉄砲や矢しかし低い位置です、まぁ下は石垣ですから・・・

扇の勾配、上にいくほど反り返り敵に石垣を登らせない作り。

西の丸 百閒廊下に行って見ると歴代の城主の紹介版、出口付近には千姫が休憩したという化粧櫓。
もう一つ、長い歴史、戦禍にまみれ無かった割にはお宝の展示が無かった、多分
別に保管されているのでしょう。
と 色々言いますが、一番はやはり暗いこと、光を当てると構築物に悪いのか知
りませんが暗すぎ、光でいえばライトアップやっているのに・・・
なんて、いらんこと思いました。
一言でいえば、この白鷺城 桜の下で外から眺めているのが一番のようです。