山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

浅草岳山頂~桜ソネコース☆浅草岳@新潟百名山+日本三百名山

2024-11-11 | 〇新潟100名山(中越)
浅草岳山頂は狭く、混んでいたので
少し先に進み、脇道のような狭い空き地で
お昼にしました。
AR山ナビには北に
鳥海山や月山の名がありましたが
形状が確認できる距離ではありません。
北東には
天狗の庭と呼ばれる草原があり

その先には
飯豊連峰が固まりで見えています。

東には
福島の山並みが広がっています。

手前の湖が田子倉湖です

西吾妻山と東吾妻山
磐梯山と安達太良山が
並んで見えます。

会津駒ケ岳・日光白根山
燧ケ岳(ミノフチ岳と表示される)

少し離れて、平ヶ岳
平ヶ岳の左奥は至仏山
越後駒ケ岳
右奥に苗場山

日本百名山がざっと数えても
10本の指で足りません。

越後三山の手前に毛猛山塊
更に手前が鬼ヶ面山です。

鬼ヶ面山は緑と茶色の中に
真っ赤な紅葉で化粧していました。

気温は16℃で無風と快適で
50分ほど風景を堪能して
下山します。
前回と同じ桜ゾネコースです。

まだ上ってくる人が絶えません。

前岳のすぐ近くに
鬼ヶ面山への分岐があります。

ちょうど鬼ヶ面へ向かう人がいました。
カヘヨノポッチに下る道は
木道になっています。

草紅葉の中に所々、真っ赤な紅葉があり
近くの山全体が秋の真ん中という感じで
ゆっくりと視点が変わるのを
楽しみました。
特に、
鬼ヶ面山の形が刻々と変化して
一番整って見えるのがどこか
何度も写真を撮り

前岳の分岐で見た3人が、丁度
ムジナ沢のカッチにいるところが
見えました。(写真右下)

左上の緑が濃い所が鬼ヶ面山です。
山頂から30分で
カヘヨノポッチに到着です。

新潟楽山会によると
嘉平さんの幽(岩穴)のボッチ(峰)だそうです。
ボッチはポッチと同じです。
なお、カッチは沢の源頭のこと。
浅草岳を振り返ると
こちらも絶景でした。

休んでいる人との会話を楽しんで
10分ほどの休憩後
名残惜しみながら下山します。
5分ほど歩くとすぐ登山道は
林の中になりました。

1か所だけ
山頂方向が視界に入りましたが

再び林の中へ
黄葉あり

紅葉ありで

林の中の道も華やかで
山頂から1時間半で
浅草の鐘に着きました。

皆さん鐘を叩いています。
桜ゾネコースの登山口は
このすぐ下です。
後は林道を下るだけです。

ヤマレコでは40分になっていましたが
下りなので速足で
20分で着きました。
このくらいなら許容範囲でしょう。

まだ1時ですが
車はだいぶ減っていました。
山の人は早起きですね。
ヤマレコにて
移動距離:8.0㎞
標高差:上り:735m 下り:736m
上り:登山口→<1:40>→前岳→<0:20>→浅草岳山頂
下り:浅草岳山頂→<0:30>→嘉平ヨノポッチ→<0:50>→
桜曽根登山口→<0:20>→登山口
この日の歩数:19511歩
ヒメサユリの頃と同じ山とは思えないほど
評価を上げました。
毎年の秋の定番にしてもいいかな
と思うくらい素敵な山でした。
帰りに栃尾の道の駅で
巨峰のソフトクリームを
いただきました。

ここは極厚の油揚げが名物で
出店で焼いた油揚げを売っています。
焼いて薬味(ネギ・鰹節)と
醤油をかけただけと思いますが
とてもおいしいです。
1個200円しなかったはずで
近くにお出でのときはぜひ
お試しください。
end


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