山と渓谷社選定の日本百低山に
新潟県から4つの山が選ばれていて
まだ登っていない山のうち
佐渡のドンデン山は遠いので
六日町の坂戸山に
出かけることにしたのは
11月初旬のことでした。

Ⅴ
薬師堂登山口は六日町市街から
魚野川の橋を渡ってすぐの所です。
第一駐車場は登山口の目の前ですが
あいにく満車で
第二駐車場に駐車しました。

*
空は秋晴れの青です。
今は12月
毎日、雨や雪が降る新潟の空と
同じものとは思えません。
*
数分歩いて、登山口に戻りました。

*
大きな案内板があり

山の歴史と立体的なコース図と
右下に、宿や温泉、グルメ情報の
2次元コードがあり
戦国時代と令和が共存しています。
Ⅴ
地図にトイレのマークがあったので
念のため、利用させてもらおうと
舗装された林道に進みました。

*
登山口のトイレとしては立派で
屋根を支える柱が多いので
冬には雪深いことが想像できます。

Ⅴ
駐車場に戻り、見渡すと
地元のナンバーがほとんどでしたが
県外ナンバーもちらほらありました。
気温は15℃と快適です。
メインルートの
薬師尾根に取り付きます。

ひと登りして、駐車場を振り返り

*
この先は階段です。

歴史を感じる杉の大木を過ぎると
なだらかな斜面になり

石仏が等間隔に並ぶ林の道から

一本杉への分岐を過ぎると

急な階段が始まります。

*

ここから青いシャツの人と
ほぼ同じペースで上ります。
下りの人も多くすれ違いました。
天気がいいので大勢の人が
秋を楽しんでいます。
*
樹木の高さが低くなり
魚沼の街並みの向こうに
谷川連峰と苗場山が見えます。


Ⅴ
進行方向に坂戸山の山頂が見えました。

青いシャツの人とすれ違う時
「坂戸山ラ部」のマークが見え
ラ部ってどんな部なんだろうと
首をひねって
後で調べたら、ラ部=ラブ(love)
と判明しました。

*
登山口から40分で7合目です。

案内板には上りは80分とありましたから
速いペースでしょう。
*

寺が鼻からのコースと合わさり
8合目の案内板はひときわ目立ちます。

*

日当たりのいい階段を登れば
山頂の広場に到着です。

登山口から1時間弱は
弥彦山よりも少し近いかもしれません。
標高はどちらもスカイツリーと同じ
634mです。
*
気温は18℃に上がりました。

富士権現社の裏手に廻って
のんびり休憩します。
Ⅴ
つづく