山と道・野の花のこと

揺れずに咲く花がどこにあるだろうか
この世のどんなに美しい花も揺れながら咲くのだ
<ト・ジョンファン>

上り×坂戸山ラ部☆坂戸山@日本百低山

2024-12-23 | 〇新潟の里山
山と渓谷社選定の日本百低山に
新潟県から4つの山が選ばれていて
まだ登っていない山のうち
佐渡のドンデン山は遠いので
六日町の坂戸山に
出かけることにしたのは
11月初旬のことでした。

薬師堂登山口は六日町市街から
魚野川の橋を渡ってすぐの所です。
第一駐車場は登山口の目の前ですが
あいにく満車で
第二駐車場に駐車しました。

空は秋晴れの青です。
今は12月
毎日、雨や雪が降る新潟の空と
同じものとは思えません。
数分歩いて、登山口に戻りました。

大きな案内板があり

山の歴史と立体的なコース図と
右下に、宿や温泉、グルメ情報の
2次元コードがあり
戦国時代と令和が共存しています。
地図にトイレのマークがあったので
念のため、利用させてもらおうと
舗装された林道に進みました。

登山口のトイレとしては立派で
屋根を支える柱が多いので
冬には雪深いことが想像できます。

駐車場に戻り、見渡すと
地元のナンバーがほとんどでしたが
県外ナンバーもちらほらありました。
気温は15℃と快適です。
メインルートの
薬師尾根に取り付きます。

ひと登りして、駐車場を振り返り

この先は階段です。

歴史を感じる杉の大木を過ぎると
なだらかな斜面になり

石仏が等間隔に並ぶ林の道から

一本杉への分岐を過ぎると

急な階段が始まります。


ここから青いシャツの人と
ほぼ同じペースで上ります。
下りの人も多くすれ違いました。
天気がいいので大勢の人が
秋を楽しんでいます。
樹木の高さが低くなり
魚沼の街並みの向こうに
谷川連峰と苗場山が見えます。


進行方向に坂戸山の山頂が見えました。

青いシャツの人とすれ違う時
「坂戸山ラ部」のマークが見え
ラ部ってどんな部なんだろうと
首をひねって
後で調べたら、ラ部=ラブ(love)
と判明しました。

登山口から40分で7合目です。

案内板には上りは80分とありましたから
速いペースでしょう。

寺が鼻からのコースと合わさり
8合目の案内板はひときわ目立ちます。


日当たりのいい階段を登れば
山頂の広場に到着です。

登山口から1時間弱は
弥彦山よりも少し近いかもしれません。
標高はどちらもスカイツリーと同じ
634mです。
気温は18℃に上がりました。

富士権現社の裏手に廻って
のんびり休憩します。
つづく


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