卵かけごはんは、卵をかき回してから ご飯にかけるか、
ご飯の上に 溶かない卵を乗せるか、よく話題になりますね。
家は子供のときから、日曜日の朝は必ず 納豆と卵かけご飯でした。
僕は 卵の白身がなくなるまで よくかき混ぜて、
(立った泡は 納豆に入れる)
熱いご飯の真ん中に 箸で穴を開け、そこに卵を流し込むものと 決まっていました。
生まれてこのかた、この食習慣は 揺るぎない定番です。
混ぜない卵を ご飯に乗せるなど、あり得ないことでした。
ところが 先日テレビで、吉野屋の社長が
牛丼の正しい食べ方を 披露していました。
まず 牛肉を一切れ取って、肉だけを味わう。
次に ご飯と一緒にほうばる。
そして、牛丼の真ん中に 卵を溶かずに乗せる。
醤油をかけて かき込む、というものでした。
今 吉野屋では 毎月1日から5日間 限定で牛丼を出していますが、
先日 この食べ方を 試してみました。
生まれて初めて、かき回さない卵を 丼に乗せて食したわけです。
これが …… うまかった!!
とろりとして、卵の味が生きていて、とても 美味だったのです。
たしかに、親子丼などの卵とじは
半熟や生の部分が残っているのが うまくて好きです。
そこで 今度は、卵かけご飯も かき混ぜない卵を乗っけて 食べてみました。
うまい …… !!
これに はまりましてσ (^^; )。
今日もまた 白いご飯の上に 生卵を割って乗せ、醤油をかけて いただきました。
白身のとろとろ加減と、黄身のまったりした味わいが 絶妙な醍醐味です。
長年に渡る 強固な食習慣が、いとも簡単に 変わってしまった 顛末でした。
皆さんは そんなことはありませんか?