「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

光市母子殺害事件 第3回集中審理 (1)

2007年09月18日 21時55分56秒 | 光市母子殺害事件
今 パソコン修理中で 書き込みを中断していましたが 〔*注〕、

 本村さんの事件の 公判が開かれたので 書かないわけにはいかず、

 無理をしてネットカフェから アップすることにしました。

 
〔*注: 僕は普段 親指シフトを使っているため、

 ネットカフェでのローマ字入力が とても非常に困難なのです。〕


被告人質問で 元少年は、強姦の意志と 殺意を否定しました。

取り調べ段階での供述は、検事に強要された ものだというのです。

その詳細についても 述べていました。

普通の人なら 少年や弁護側の方針に激怒して、

 なおさら 極刑を強く求めることでしょう。

けれども、強引な取り調べによる冤罪が 次々と表沙汰になっている昨今、

 元少年の証言が 全く嘘だとは 言い切れないかもしれません。

本村さんは 一般の人よりも ずっと冷静で、

 客観的に見つめる力を 持っています。

そのために本村さんは、

 何が真実なのか 分からなくなってきたと 困惑しています。

しかし、元少年が 獄中から友人に送ったという 手紙に書かれていた、

 あの内容は いかがなのでしょうか?

犬が かわいい雌犬に出会って やっちゃった、これは罪なのか 云々という。

以前の記事にも 書きましたが、

 元少年と弁護側は この点を明確に 弁明しなければなりません。

今回の公判でも 元少年は、

 「押しの強い エッチのつもりだった」 と言っていますが、

 これがレイプでないというのは 相当無理のある話でしょう。
 

折しも、本村さんと 在りし日の弥生さん,夕夏ちゃんの姿を 描いた映画、

 「天国からのラブレター」 が 公開されました。

この映画には 加害者や裁判のことは 出てきません。

それは 本村さんの希望だそうで、映画によって

 加害者たちを 断罪したいのではなく、命の大切さを 訴えたいというのです。

(また恐らく 本村さんにとって、

 役者が 元少年の犯行や その後の態度を演ずるのを 見るのは、

 また日本中の人に見られるのは、とても耐え難い ことだろうと思います。)

僕もぜひ 観たいと思っていますが、何とも切ない 映画なのではないでしょうか。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/50217450.html


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