「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

うつへの接し方

2007年09月05日 22時02分39秒 | ボーダーに関して
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49923359.html からの続き)

 昨日の読売新聞の うつの記事の続きです。

 うつ病の人も苦しいですが、パートナーの人も また大変です。

 これも ボーダーと共通するものがあります。

 パートナーは 相手の病気を受け止め、一緒に乗り越えていこうと 決心していても、

 うつ病の人から 攻撃を受けて、人格を傷つけられることも あるそうです。

 「バカ」 「お前はダメだ」

 病気のせいだと 頭では理解しても、心の傷は癒えない ということです。

 周りの人も、うつの人がそんなことを 言うはずがないとか、

 支えてあげてと 励ますばかりで、孤立してしまいます。

 うつの人が休職していると、パートナーは 常に身近で過ごし、

 振り回されて 疲れ果ててしまいがちです。

 支えるほうの 精神状態が悪化して、倒れてしまうことも あるといいます。

 うつの人とある程度、距離を置くことが 大切だと言われます。

 働きに出ることも、物理的な距離が取れるし、経済的な助けにもなります。

 趣味の会に 参加することもいいとのこと。
 

 「 『家族力』 が うつから救う!」 (宝島社)に、

 家族の接し方の ポイントが記されています。

・病状を理解し、しっかり受け止める

・とがめたり、非難せず、ほめるよう心がける

・家族として扱い、配慮しすぎない

・社会的な支援制度を 活用する

・距離を置いて見守り、自分の生活を保つ

・時間が一番の薬。あせらず、あわてず、あきらめず。
 
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49964143.html
 
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