アメリカのハイスクールでの 実話を元にした映画です。
舞台は ロス暴動直後の ロサンゼルス郊外。
貧困層の子供たちばかりが 集められた、最低レベルのクラスに、
新米の国語教師・エリン (ヒラリー・スワンク) が赴任します。
生徒たちは すさんだ環境の中で、
黒人,ヒスパニック,東洋人,白人、人種ごとに別れて 対立しています。
子供のときから 暴力とドラッグの中で育ち、学習意欲もなく、授業にもなりません。
校長たちも このクラスのことは、手に負えないと諦めています。
しかし 理想と情熱の塊の エリンは、
体当たりで 生徒たちの中に 入り込んでいくのです。
ある日、ゲームの形を借りて エリンは生徒たちに 質問していきます。
「銃を 突きつけられたことのある人」
「友達や親類に ギャングがいる人」
「友達や親類を ギャングに殺されたことがある人」
「2人 殺された人」
「3人 殺された人」………
これらの質問に、クラスの ほとんどの生徒が イエスの答を示します。
それほど 悲惨な境遇にいる 子供たちなのです。
そして 生徒たち自身も、対立していた 人種の異なるクラスメートが、
自分と同じ苦しみを 抱えているのだということを知ります。
彼らの心に 変化の兆しが生まれます。
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/50102537.html